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《車の花粉対策》いつものアレを変えるだけ!花粉を落とす超簡単な方法がある?

花粉を落とす秘訣は「熱」だった?

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筆者地元のコーティング施工業車に聞いてみたところ、「ボディに付いた花粉シミは、熱を加えると落ちやすくなります。通常の洗車を行っても花粉シミが取れない場合は、お湯をかけてみてください。」とのこと。

シミの原因となるペクチンは”熱”に弱いそうで、ボディを温めることによって花粉シミを除去できるそうです。

お湯はボディの上に置いたクロスの上からかけましょう。ボディに直接かけてはいけません。

お湯の温度は、まずは50〜60℃で試してみるのがおすすめとのこと。それでも落とせない場合は70〜80℃のお湯を使用し、同様にクロスの上からかけましょう。この方法で花粉シミを綺麗に落とせるそうです。

お湯の他にも、ヒートガンやスチーマーなどを使用する方法もありますが、素人がこれらを用いるのはおすすめしないようでした。というのも、温度や使い方を間違えてしまうと、塗装面や樹脂パーツなどを溶かしてしまったり、ガラスが割れてしまう恐れがあるためです。

作業に慣れていない方は、お湯で試してみるのが無難とのこと。また、長期間放置したシミの場合は、高温の熱を加えても効果がないこともあります。そのようなときは、潔く専門の業者に任せましょう。

コーティングだけでは花粉対策にならない?

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『花粉対策にはコーティングがおすすめ!』という話を聞くこともありますが、これは個人的にあまり効果がないように思えます。

筆者自身も経験があるのですが、ガラスコーティング(撥水)を施工したボディに花粉が付着し、雨などによって濡れると、花粉シミが大量に付いてしまいます。

前出の施工業者も、「花粉シミは、コーティングでは解決できないことが多いです。コーティングを施工しても、濡れた花粉を放置すれば簡単に塗装を傷めてしまいます。そのため、花粉の時期はこまめな洗車が最も有効的です。」と話しています。

コーティングは花粉の固着軽減につながりますが、花粉シミを防ぐわけではないので注意しましょう。

ちなみに花粉シミを落とす方法として、『夏まで待ってみる』というのも一つの手段です。

真夏には、ボディの表面温度が70℃近くまで上がることもあります。先述のように、花粉シミの原因となるペクチンは”熱に弱い”という性質があるため、ボディの温度が上がれば、お湯をかけたときと同じ効果が得られるからです。

夏まで待つといっても、洗車を全くしないということではありません。定期的に洗車を行い、花粉の付着は防止しましょう。そして、夏にボディの温度が上昇したタイミングで洗車を行えば、花粉シミを落としやすくなります。

花粉シミを落とすには、熱処理が効果的。ただし、処理温度を上げるほど素人には扱いが難しくなり、さらにはクルマを傷めてしまう可能性も出てきます。そのようなときは無理をせず夏まで待ってみるか、専門業者に相談をしてみましょう。

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執筆者プロフィール
成田 佑真
成田 佑真
1993年生まれ。普段は医療機器販売を行っているが、暇があれば自動車関連記事を読み漁る。現在の愛車はA4。子どもの頃からマークⅡに憧れ、社会人になりマークXを購入。週末は必ず手洗い洗車を行い、ドライブに出...

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