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雪で白線が見えないとき、停止線を超えたら違反?雪国の県警交通課に聞いてみた
雪で見えない停止線を超えた場合は違反になる?
積雪によって停止線が見えない、停止線の標識もないという場所において、ラインを超えて停止した場合、違反と判断されたりするのでしょうか?
筆者地元の県警交通課に問い合わせてみると、以下のような回答が得られました。
「積雪によって停止線が全く見えず標識もない場合、多少停止位置を超えて止まっても、すぐさま違反と判断することはほとんどないでしょう。天候や道路状況はもちろん考慮します。
ただし停止位置の手前で止まれないからといって、『あからさまに赤信号を突っ切っていった』『交差点のど真ん中で停止している』などの場合は別です。
また降雪地帯では、積雪によって路面が凍結することも容易に想像できます。事故防止のためにも、余裕を持って停止できるような速度・車間距離保持を心がけてください。」
実際に積雪などの影響で停止線の位置が判断できないケースでは、やむをえずラインを超えてしまっても、一時停止違反と判断されることは少ないようです。
停止線が見えなくなっている場合は路面が凍結していることも多く、周囲の状況をより考慮した運転が求められます。県警交通課からお話があったように、雪道での事故を防ぐためにも余裕を持って停止できる速度で走ったり、車間距離を取ったりすることが大切です。
積雪時は、停止線の標識や歩行者信号などを目印にしながら、ゆとりを持った運転を心がけましょう。
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- 執筆者プロフィール
- 成田 佑真
- 1993年生まれ。普段は医療機器販売を行っているが、暇があれば自動車関連記事を読み漁る。現在の愛車はA4。子どもの頃からマークⅡに憧れ、社会人になりマークXを購入。週末は必ず手洗い洗車を行い、ドライブに出...