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ソニー・ホンダモビリティが新型車『AFEELA』プロトタイプを発表!25年にデビュー
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ソニー・ホンダの新モビリティ『AFEELA』公開
ソニーとホンダが合弁で2022年10月13日に設立発表会見を行った新会社「ソニー・ホンダモビリティ(SHM)」は、アメリカ・ラスベガスで開催された世界最大規模のテクノロジー見本市『CES 2023』でソニーのプレスカンファレンスに登壇し、新ブランド『AFEELA(アフィーラ)』を発表しました。
この発表で、AFEELAから新たなモビリティの提案として、プロトタイプを公開。プロトタイプをベースにした量産車を2025年前半からの先行受注を開始し、同年中に発売、2026年春に北米地域からデリバリーを開始することを明かしています。
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無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインの内外装
AFEELAのプロトタイプのエクステリアは、ラウンドフォルムのシンプルなデザインを採用したほか、モビリティが人とコミュニケーションをする“Media Bar”を採用。
また、インテリアも無駄のないデザインとし、包み込まれるようなラウンド空間を実現。心地いいだけでなく注意を逸らす装飾性をなくし、カラーリングもシンプルなものとしています。
環境負荷の低いテキスタイルや空気を浄化する機能性素材を採用するほか、頭上には開放的なガラスルーフを備え、居心地の良い車内空間を演出。両端まで横一直線に広がるパノラミックスクリーンや、画面表示を遮らない独自設計のステアリングホイールを採用し、操作性、視認性に優れたUIを実現しました。
クアルコムやエピックゲームズとの協業も
ソニー・ホンダモビリティは、自動運転や先進運転支援システム、インターフェイス、インフォテインメントシステムなどの主要機能にQualcomm Technologies製の「Snapdragon Digital Chassis」のSoCを採用予定としたほか、「Fortnite」など人気ゲームを手掛けるゲーム開発会社のEpic Gamesとの協業を発表。
モビリティのインテリジェント化や、モビリティサービスおよびエンタテインメントの新たな価値を創出するとしています。
提供価値コンセプトは「Autonomy」「Augmentation」「Affinity」
ソニー・ホンダモビリティは企業パーパスに「多様な知で革新を追求し、人を動かす。」を掲げ、“AEELA”のブランド名は、モビリティを“知性を持つ存在”として「感じる」こと、また、モビリティがセンシングとネットワークに代表されるIT技術を用いて、人と社会を「感じる」こと、というインタラクティブな関係性を表現しているとしています。
また、提供価値のコンセプトに“3A”として『Autonomy(進化する自律性)』『Augmentation(身体・時空間の拡張)』『Affinity(人との協調、社会との共生)』を具現化。新しいサービスへの取り組みは、5Gネットワークを介して、継続的にソフトウェアアップデートを行い、進化・成長させていくと発表しました。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...