ニュース
更新
10年無事故無違反も夢じゃない「多段階一時停止」って知ってる?JAF推奨の事故予防策とは
JAFが推奨する「多段階一時停止」とは?
二段階停止を解説したついでに、JAFが推奨している「多段階停止」にも触れておきましょう。多段階停止とは、次の4ステップで交差点を通行する事故予防策です。
- 停止線で一時停止
- 交差する道路に自車の先端が少し出る位置まで前進して一時停止
- 交差する道路の左右を確認できる位置まで前進して一時停止
- 安全確認して発進
多段階停止の重要ポイントはステップ2。交差する道路に車両の先端を少し出すことにより、歩行者や車両から自車を発見しやすくします。このほかの動作は二段階停止と変わりません。
名前はどうあれ安全確認が最重要!
二段階停止の進化版といえる多段階停止ですが、慎重さゆえに時間がかかる通行方法ともいえます。見通しのよい交差点では、従来の二段階停止でも事故予防策として十分かもしれません。
多段階停止と二段階停止のどちらを行うにせよ、重要なのは動作のカタチではなく安全確認です。
人や車などの飛び出しに注意しつつ、慎重に車を動かし、左右の安全をしっかり確認する。こうした基本的なことを意識し、そのうえで二段階停止や多段階停止を行えば、交差点での事故を遠ざけられるでしょう。
駐車場をめぐるトラブル
12桁の数字で学科試験の点数が分かる?
買って後悔したカー用品
- 執筆者プロフィール
- 加藤 貴之
- 1977年生まれのフリーライター。10年以上務めた運送業からライターに転向。以後8年以上にわたり、自動車関連記事やIT記事などの執筆を手がける。20代でスポーツカーに夢中になり、近年は最新のハイブリッド車に興...