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「ここがヘンだよ…」外国人が違和感を持つ《日本の奇妙な交通事情》に納得?
外国人が奇妙に感じた“日本の交通事情”
外国人が驚く事例の1つめは、“信号機のない横断歩道に歩行者がいても、停車しない車がいる”こと。
朝日新聞デジタルで公開された記事によると、「イギリスやオーストラリアでは信号機がない横断歩道付近に歩行者がいれば必ず停車。しかし日本の場合は停まらない車の方が多い」と指摘しています。
2つめはクラクションの使い方。
「アメリカではクラクションを鳴らすときは『本当に危険な場面』でしか鳴らさないので、お礼で鳴らしているのを見たときは驚いた」
などの声が上がっていました。
そして3つめは、違反項目にある「過労運転」。過労運転と見なされるのは“過労や病気、薬の服用などの影響で正常ではない状態で運転している”と判断されたとき。過労運転は、「無免許運転」と同じく25点の違反点数が課せられます。
これについて、
「まさに日本ならではの交通事情。とにかく日本人は働きすぎ!」
「そもそも過労になるまで働くことがおかしい……。日本人は奇妙な集団ですね」
といった声が上がっていました。多くの外国人は過労運転に該当する“働きすぎて運転できない”という状況に違和感を抱くようですね。
続いて“生の声”も聴くために、アメリカ人の友人にインタビューを実施しました。
アメリカ人に取材してわかったこと……日本は特に「●●に厳しい」!?
さっそく取材に応じてくれた友人は、こんな話をしてくれました。
「日本に来て驚いたのは、自動車と自転車を路駐してはいけないこと。
アメリカでは路駐がほとんど。日本みたいに駐車場に停める文化があまりないから最初とまどったよ
自転車で移動してた頃は、すぐ回収されちゃって、本当に困った思い出がある」
と教えてくれました。
しかし、友人は“路上駐車に厳しい日本の規則”に対してポジティブに捉えていました。
「路上に車がないのできれいに見える。そもそも、駐車場が用意されているから、慣れたら全然困らない」
海外では路上駐車を許可する国が多いことから、日本の路駐事情に驚いたものの、順応するまでに苦労はなかったといいます。
何気なく受け入れている交通ルールであっても、外国人から見れば“普通ではない”と認識されることがよくわかりました。
また反対に日本の常識が海外で通用しない場合もあるので、海外旅行の際は、ぜひ“その国の交通ルール”を把握しておきましょう。
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- 執筆者プロフィール
- 小高皐月
- 1979年生まれ。会社員を経て、知人の縁で編集プロダクションに就職。子育ての経験を活かして様々な記事を担当していたが、取材をきっかけにドルオタ化。クルマを走らせながら一人でカラオケするのが大好きで、歴...