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「車の中なら雷は安全」って本当?実は…あなたの車は避難してはいけない車かも

夏から秋にかけて、夕立を伴った雷の発生確率が高まっていきます。気象庁の雷監視システムによる、雷の検知データから、全国の放電数を集計し、月別に平均値を求めたものを見ると、放電数は8月が最も多く、12月~2月の約100倍です。

夏本番になると、雷と遭遇する確率も高まります。雷から身を守るための安全な避難場所として、車を挙げることがありますが、実際の安全性はどの程度なのでしょうか。クルマが落雷時の避難場所として有効な場所なのか、考えていきます。

クルマの中は落雷時の避難場所として有効?

@marcorubino/stock.adobe.com

近くで雷が鳴っていて、落雷の危険性が高いとき、避難するべき場所は頑丈な建物の中です。鉄筋コンクリート製などのビルや学校などが、避難場所として最適な場所になります。

しかし、突然の発雷時、近くに避難できる建物がないというケースも多いはずです。こうしたときに、どのような行動がベストなのでしょうか。防災に深くかかわる消防署で話を聞いたところ、「落雷時にクルマへ避難するのは、正しい行動の一つ」と回答がありました。

雷の正体は、電気です。電気は金属などの導体(電気を通しやすいもの)を伝って流れていきます。車のボディは、表面がほとんど金属で囲われており、さらに地面とタイヤが接しているため、落雷を受けても、ボディ表面を電気が流れていき、タイヤを伝って地面に電気を逃がしてくれるのです。

したがって、雷の衝撃でボディに傷がつくことはありますが、中に乗っている人が、雷で怪我をしたり、命を落としたりする危険性は極めて低く、車の中は安全と言えます。

ただし、一定条件下では、車の中でも乗員が雷の被害を受けるケースがあります。

執筆者プロフィール
佐々木 亘
佐々木 亘
1986年生まれ。大学卒業後、金融業に従事するも自動車業界への眺望が捨てきれず、自動車ディーラー営業職へ転職。トヨタ・レクサスで7年間営業活動に従事。2019年に自動車流通ジャーナリストとして独立。エンドユ...
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