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「あなたは乗ってみたい?」空飛ぶクルマの実用化は近い!?社会実装のメリットや課題をまとめてみた
空飛ぶクルマ実用化への動き
空飛ぶクルマの実用化に向けて、日本国内ではさまざまな取り組みが行われているようです。たとえば2024年に入ってからは、保険商品の開発や、異業種間の協定締結などが発表されています。これらの取り組みを簡単にご紹介しておきましょう。
空飛ぶクルマ事業者用の保険が登場
2024年4月12日、損害保険ジャパン株式会社が「空飛ぶクルマ事業者専用賠償責任保険」の販売開始をプレスリリースで発表しました。
この保険は空飛ぶクルマに関連する業務上の損害を補償するもので、製造メーカーや販売商社のほか、修理業者やバーティポート(垂直離着陸用飛行場)運営業者なども加入対象となっています。
SkyDriveと九州旅客鉄道が連携協定を締結
2024年7月4日、空飛ぶクルマの機体を開発する株式会社SkyDriveが、九州旅客鉄道株式会社(JR九州)との連携協定締結をプレスリリースで発表しました。
SkyDriveとJR九州が結んだ連携協定の目的は、「空飛ぶクルマを用いた事業の成立可能性の検討」とのこと。
両社では、九州エリアでの誘客促進や地域課題解決などを目標に、空飛ぶクルマを使った事業スキームや導入エリアを検討。ひいてはJR九州の駅や施設を活用した、空飛ぶクルマの運行ルート開設を目指しています。
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- 執筆者プロフィール
- 加藤 貴之
- 1977年生まれのフリーライター。10年以上務めた運送業からライターに転向。以後8年以上にわたり、自動車関連記事やIT記事などの執筆を手がける。20代でスポーツカーに夢中になり、近年は最新のハイブリッド車に興...