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ウソでしょ?車についた鳥フン・虫の死骸、放置すると塗装が溶けるってホント?
今すぐできる鳥フン・虫の死骸への対策方法は?
鳥フン・虫の死骸から車のボディを守るため、今すぐできる対策は存在するのでしょうか。
筆者が真っ先に思い浮かんだのが「カーコーティング」でした。コーティング専門店のスタッフへ質問したところ、次のような回答がありました。
「残念ながら、コーティングを施工しても完全に鳥フンや虫の死骸を防ぎきれません。
できることとしたら、鳥フンと虫の死骸を見つけたら早めに取り除くのが適切です。付着してから時間が経っていなければウェットティッシュで拭き取れるのではないでしょうか。
しかし、時間が経過しているようであれば、マイクロファイバークロスを水もしくはぬるま湯で濡らし、軽く絞った状態で鳥フンや虫の死骸に被せます。
少し時間を置くと乾燥した汚れが取り除けるようになっているので、ボディを傷つけないように優しく取り除いてください。」
プロの回答でも、ボディにコーティングを施すだけでは根本的な解決は難しいとのこと。持ち主も常に車の汚れを気にして、鳥フンや虫の死骸を見つけたら取り除くようにしてほしいということでした。早めの行動が、車のボディを守るキーポイントとなりそうです。
常に車を綺麗に保つよう洗車したり、ボディカバーを装着したりするのも、鳥フンや虫の死骸から車を守るのに効果がありますが、いずれも毎日習慣づけるのは難しいかもしれません。
ですので、車内には水を入れたペットボトルタイプのスプレーとマイクロファイバークロスを用意するほうが手軽で効果があると言えるでしょう。ちょっとした工夫でドライブ中に鳥フンがついた時に素早くキレイにすることができます。
特に気温が高い日や晴れの日が続くと、少しでも鳥フンや虫の死骸を放置しているとあっという間にボディの塗装が侵食されます。手間暇がかかるのは止むを得ませんが、大切な愛車を守るために鳥フン・虫の死骸チェックに取り組みましょう。
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- 執筆者プロフィール
- 長谷川 優人
- 1990年生まれ。30代突入と同時期にライター業を開始。日常系アニメと車好き。現在所有はワゴンR(MH95S)。アニメ作品の聖地巡礼などで、各地へドライブに出かける。