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【自動車税を抑える裏ワザ】購入時に気をつけて大幅削減も!?長期間所有の注意点も解説

毎年の自動車税、原則分割払いはできない

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毎年4月1日時点の自動車所有者(所有権留保の場合は使用者)に対して課税されるのが自動車税です。自動車税とは、車の排気量に応じて課される税金です。車の種類や購入した時期、初度登録からの経過年数、環境性能などさまざまな条件によって税額が変わります。

例えば、普通乗用車の場合、排気量1L以下29,500円、1L以上1.5L以下34,500円、2L以下39,500円、というように0.5Lごとに税額が上がります。排気量が4.6Lクラスの車になれば、自動車税の金額は76,500円となり、1L以下の車の2倍以上の自動車税を毎年納めることになるのです。

対して、軽自動車税は自家用乗用の場合、一律10,800円となっています。

自動車税は原則分割払いはできません。1台分でも大変な負担ですが、地方では一家で複数台所有しているケースも多く、少しでも安く抑えておきたいところです。

自動車税を安くするにはどうすればいい?

hybrid_drivingと描かれたボタン
©bht2000/stock.adobe.com

筆者は以前、「家族全員の自動車税をまとめて払うことが負担となっているので少しでも安く抑える方法があれば教えてください」という相談を受けました。

特に、これから車を購入・維持する人に向けて最もおすすめな手段は、グリーン化特例の対象車を購入することです。

グリーン化特例とは、車にかかる税金の減免措置の1つです。環境への配慮を目的に燃費性能が良く環境に優しいとされる車(軽自動車を含む)が適用対象となっています。

適用されると、車を購入した翌年の自動車税と軽自動車税の税額が軽減されます。対象車は、電気自動車やプラグインハイブリッド車、燃料電池自動車、天然ガス自動車、クリーンディーゼル車、2030年燃費基準を達成しているガソリン車などです。

減税額は、車種により異なりますが、従来の税額から25%〜75%の減税となり、登録車であれば数万円の税金を抑えることも可能です。

執筆者プロフィール
河野みゆき
河野みゆき
1975年生まれ。経理事務の仕事を経て、23歳で家業の自動車整備販売業を継ぐ。主な業務は自動車販売、車検業務、自動車保険の取り扱いなど。自動車に関する知識を女性目線で発信したいと思い、ライターとしても活...

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