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「あおるほうもあおるほうだけど…」第三者だからこそ見えた“あおり運転”の本当の原因と対策とは?知らずにやってないかチェック
危険運転への処罰感情があおり運転に
上のケースのように、車線変更はしばしばあおり運転の原因となることがあります。とくに多いのが、ギリギリのタイミングで前に割り込まれたドライバーが腹を立て、割り込んできた車をあおってしまうケースでしょう。
「3車線の高速でジグザグと車線を変えながら、ものすごいスピードで車を追い越していく改造車がいました。どの車線もそこまで空いているわけではなかったので、かなり狭い隙間を縫っていくような感じで。
それで、一番左を走っていた私の前に出てきたと思いきや、中央車線を走る輸入車を追い越して、かなりギリギリのタイミングでその輸入車の前に入り、さらにそのまま一番右の車線に移っていったんです。
輸入車は左側から無理に追い越されたことに腹を立てたのか、猛烈なクラクションを鳴らしながら、スポーツカーに続いて右車線に入り、車間をベタ付けのまま追っていきました。ただでさえ狭いところを2台で縫っていくものだから、かなり危険な感じでしたね。結局、私の視界からいなくなるまであおりは続いていました」(50代男性)
このケースにおいては、あおられる側が「速度違反」や「みだりな進路変更」といった交通違反をしていると考えられ、周囲にとっての脅威となっていたと推察されます。このような危険行為に対する憤りが過激な追走を引き起こしており、「ドライバーの攻撃性」が交錯したことであおり運転が生じてしまったと考えられます。
取り締まりの多い交通違反は何?
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...