MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

エンタメ

更新

「すべての車が料金所で止まって現金払い」“ETC普及前の高速道路”ってどんなだったか思い出聞いてみたら「40万貯金できた」…何したの!?

近くまで来ているのに降りられない!

©kimi/stock.adobe.com

今回のインタビューでは、やはり「当時の渋滞の過酷さ」を語る声が多く聞かれました。

「有名な観光地に行くときは、インター付近に来てからがとにかく長かった記憶があります。せっかく近くまで来ていても、料金所を抜けるのに何十分、またそこから下道への合流に何十分と、高速を走る何倍も疲れていたような覚えがありますね」(60代男性)

たしかに手作業で精算していては、次々に観光地へ訪れる車両を処理できなくなることは想像に難くありません。観光地へと向かうインター出口で、「レジ待ちの行列」のような状況が頻発していたと考えられます。

さらに、渋滞によってこんな問題も。

「以前から平日は車に乗らないので、高速を使うのはもっぱら週末や長期連休のタイミングばかりでしたけど、それこそ90年代の頃は至るところで渋滞が起きていたように思います。

サンデードライバーですから、どこが混むのかも予測が立たず……。子どもが小さい頃には、トイレ問題にかなり悩まされましたよ。一度、もう10kmほどで出口だからとパーキングをスルーして、そこから渋滞にハマって子どもがオシッコを我慢できず、ポリ袋にさせたこともありましたね」(60代男性)

トイレ問題は現在でも渋滞中の大きな懸念点ですが、通信技術の発達した現在においては、「この先がどのくらい混んでいるのか」がある程度見通せるようになっています。反対に、「予期せぬ突然の渋滞」に巻き込まれる可能性を思うと、やはり当時のトイレ問題はかなり切迫していたと考えられるでしょう。

「嘘でしょ」ハザードランプ点けっぱなし、どれくらいでバッテリーが上がる?

執筆者プロフィール
鹿間羊市
鹿間羊市
1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...

\ この記事が役に立ったらシェアしよう /

MOBYをフォローして最新記事を受け取ろう

すべての画像を見る

画像ギャラリー

コメント

利用規約

関連する記事

関連キーワード