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「すべての車が料金所で止まって現金払い」“ETC普及前の高速道路”ってどんなだったか思い出聞いてみたら「40万貯金できた」…何したの!?

料金所をスルーする無法者たちも…

©paylessimages/stock.adobe.com

当時の料金所には各ゲートに徴収員が配置されており、止まった車から料金を受け取る形式でした。ゲートにバーなどは設置されておらず、次のような異常事態もよく見られたといいます。

「1990年前後の大阪には環状族っていうのがいて、毎晩改造車に乗った暴走グループが阪神環状(阪神高速1号環状線)をグルグル回っていたんですよ。とんでもないスピードで一般車両の間をジグザグ抜けていき、しょっちゅう死亡事故なんかにもなってね。

見かけるたびに怖い思いをしていましたけど、環状族はみんな、料金所をそのままノンストップで抜けていくのね。料金所突破とかいって、何台も連なってビュンビュン抜けていくもんだから、それだけ見ると『あれは何のためのゲートだ?』って感じでしたね」(60代男性)

阪神環状での暴走行為や、違法改造、チーム間での抗争など、当時環状族と呼ばれた人たちの所業は現在でも語り草とされています。車両のナンバーも外したり隠したりしているため、料金を徴収することが難しかったようです。

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執筆者プロフィール
鹿間羊市
鹿間羊市
1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...

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