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「高い車に乗ってる人って横柄じゃない?」「軽自動車だから煽ってる?」小さい車に乗ってると感じる“理不尽”いろいろ
道路上にはさまざまな交通主体が行き交っており、乗用車に限っても、コンパクトカーからスーパーカーまで、サイズも価格もまったく異なる車が走っています。
もちろん、高い車でも安い車でも、公道を走るうえでは等しくルールに従わなければいけません。そのため公道ではどんな車も平等のはずですが、一方で「大きい車は態度がデカい」「小さい車はあおられやすい」など、ドライバーの意識の面で差が生じてしまうこともあるようです。
今回はドライバーの方々から、道路上で実感した「高い車の特権」および「安い車が直面する理不尽」についてのエピソードを集めました。
軽自動車に乗っていると感じる理不尽
車のサイズや価格の違いによって生じる「周りからの扱いの差」は、日頃から複数の車種を運転している人ほど実感しやすいのかもしれません。とくに車種間のサイズや価格の差が大きいほど、そのギャップも感じやすいでしょう。
「家ではオデッセイに乗っていますが、仕事でよくアルトバンを運転することがあります。アルトバンに乗っていると、『ナメられているな……』と感じることが頻繁にありますね。
オデッセイに比べ、後続車の車間距離がやたら近かったり、割り込みをされる頻度が高かったり。なんというか、短絡的なドライバーが多いなぁと思ってしまいます」(40代男性)
軽自動車のほか、バイクや自転車など、サイズが小さくパワーも少ない乗り物においては、車間を詰められたり幅寄せをされたりといった被害がしばしば報告されています。サイズを見て直感的に「自分より弱いもの」と判断したり、車両価格を推定して「自分より立場が低い」と考えたりするドライバーもいるのでしょう。
もちろん交通主体の間に上下関係があるはずもなく、「格つけ」の意識は余計な苛立ちを引き起こします。「自分の方が偉い」といった意識は円滑な交通を妨げる結果にもつながりますので、つねにフラットな意識で運転することが大切です。
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...