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「安全なつもり」の運転がかえって周囲を危険に…「優先道路でも譲っちゃう」慎重すぎるドライバーの「危ない!」集
「スピードを出さない=安全」ではない

車を運転する際は、ときに「思い切りのよさ」が必要です。そうした場面の代表例が、高速道路の合流でしょう。
「高校から仲よくしていた友だちが2人いて、大学最後の夏休みに3人でレンタカーを借りて旅行に行くことになったんです。みんな免許はもっていたので、順番で運転していって。
でも、友だちの1人(A)が運転しはじめてから、車内に不穏な空気が……。スピードも車間距離も不安定で、乗っていてすごく不安になる運転だったんです。
私ももう1人(B)も内心『ヤバい』とは思っていたものの、すぐに高速の入り口に。合流車線に入り、スピードを上げるかと思いきや、タラタラとペースを変えずにいるんです。
スピードメーターの針は50km/hとか。『アクセル踏まないと!』とBが叫ぶも、Aは『無理無理、怖いし!』と絶叫するだけ。
本線の車が何台も避けてくれたのでどうにか合流はできたものの、心臓が止まるかと思いました。一回サービスエリアに寄ってからは、もう私とBしかハンドルを握らなかったですよ」(30代女性)
とくに初心者の頃は、一般道のペースから高速道路のペースへの切り替えが恐ろしく感じられることもあるでしょう。しかしスムーズに合流するには、本線を走る車と速度をあわせることが大切です。
安全運転のうえで「ゆっくり丁寧な操作」はもちろん重要ですが、それ以上に「状況に応じた操作と判断」が欠かせません。周囲の状況とともに「相手からどう見えるか」を考えながら、流れにあわせた運転をしていきたいですね。
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- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...