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織田無道さんが死去・・・生前は僧侶とは思えない愛車に乗っていた!
織田無道さんとは
織田無道さんは、1990年代に霊能力者として数多くのテレビ番組に出演していた自称霊能力者です。水晶玉を使った「霊視」や「除霊」といったパフォーマンスで人気を集め、90年代の心霊ブームの先駆者となりました。
破天荒なキャラでテレビ番組で数々の大物と共演
実際の職業は僧侶ですが、80年代の昼番組で「お祓いは気合」と語ったことで「霊と闘う」イメージが定着。
「小学校6年の頃から飲酒していた」「初めて女性の体を知ったのは13歳」など、職業柄タブーとされる飲酒や性欲にまつわるエピソードも平然と発言する破天荒ぶりを見せつけました。
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本業僧侶、自称霊能力者、破天荒なキャラクターが大ウケし、全盛期は週に10本もの番組に出演する超売れっ子に。「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」や「めちゃ×2イケてるッ!」など有名な番組にも登場しました。
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織田無道さんが乗っていた愛車は?
スーパーカーブームの真っ只中を生きてきた織田無道さんは、無類のカーマニアとして知られていたそうです。今回紹介する愛車を見れば、その噂に間違いはないことが分かるでしょう。
ランボルギーニ カウンタック ウォルター・ウルフ 1号車
織田さんが乗っていたのはランボルギーニ カウンタックの特別仕様車「ウォルター・ウルフ」。通称ウルフカウンタックと呼ばれています。
カウンタック自体、1980年代に巻き起こったスーパーカーブームの起爆剤となった伝説のモデルですが、ウルフカウンタックとなると別格です。
なぜならこの特別仕様車、世界に3台しかない激レア車なのです。ランボルギーニマニアで知られるカナダの石油王「ウォルター・ウルフ」が普通のカウンタックに改造を施すように命じ、3台が制作されました。そのうち最初に制作された1号車が、織田さんが所有していた車両です。
なぜそんな希少車が織田さんの手に?
ウルフカウンタックは、映画「蘇える金狼」で、故・松田優作さんが乗っていたことで話題になりました。織田さんは映画の制作が終了した後、大金をはたいてこの車両を購入。
当時は「僧侶がお布施でスーパーカーを買うとは」と世間から大バッシング。もちろん全てがお布施というわけではなく、当時TV出演で得たギャラなども含まれていたと思われます。
どこかのタイミングで手放したと言われており、現在は別のオーナーの方が所有しています。3台しかないこともあり、中古車価格などは不明。知名度や台数から、その金額は計り知れません。
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2020年12月に全身がんで逝去
数々のテレビ番組に出演してきた織田無道さんですが、2020年12月9日に全身がんで亡くなっていたことが同月11日に発表されました。2020年5月にメディアのインタビューに応じた際には、すでに全身がんを公言しており、すでに自らの死期が近いことを悟っていたとのこと。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...