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車のCMで流れたあの洋楽まとめ!懐かしい名曲から最新曲まで
目次
【1980年代】車も曲もかっこいい!懐かしい洋楽ロック起用CM
曲・Keep Me Hangin’ On / 歌・Vanilla Fudg
Vanilla Fudge(ヴァニラ・ファッジ)は1966年にデビューし、サイケとへヴィメタルが絶妙に融合した独自の音楽性を持つアメリカのロックバンドです。
これまでに5枚のアルバムを発表し1970年惜しまれながら解散しましたが、日本国内でも未だに数多くのファンが存在する人気グループです。
楽曲同様かっこいい日産の名車・180SX
日産・180SXのCMで起用された「Keep Me Hangin’ On」は、ザ・スプリームス(The Supremes)の同タイトル曲を大胆な編曲でカヴァーした楽曲です。
日産・180SXと言えば「ワンエイティー」の呼び名が有名な超人気車ですが、ムーディーな楽曲に乗せ車もより一層格好良く演出されていますね。
ちなみにザ・スプリームス(The Supremes)が歌う原曲はこちら。
原曲もファンクで乗りが良く明るい印象の楽曲ですね。
【1990年代】懐かしの洋楽と共に有名ハリウッド俳優出演!CM
曲・A house of gold / 歌・ケニー・ランキン
1967年にデビューしジャズやボサノバなどの音楽に影響を受けたAORと呼ばれる音楽ジャンルの第一人者であり、様々な名曲を世に生み出したアメリカ出身の男性シンガーです。
1992年、スバル・レガシィツーリングワゴンE-BF5系のCMに楽曲「A house of gold」が起用され、特徴的な美しく済んだ歌声が披露されました。どこか懐かしさを感じる歌声と共に、思い出に残る代表的CM楽曲ですね。
ハリウッド俳優ブルース・ウィリスとの共演
また映画「ダイハード」で有名となったハリウッド俳優ブルース・ウィリスを起用した事でも話題を呼び、車やCMと共にケニー・ランキンの存在は世に知れ渡りました。
2009年、肺がんによる合併症のため69歳でお亡くなりになられました。時を経て2016年現在も幅広い層のファンにその歌声は愛されております。
【2000年代・その1】浮世絵と洋楽のコラボ?話題となったCM
曲・MORE THAN THIS / 歌・ROXY MUSIC
ロックの本場イギリス出身のROXY MUSIC(ロキシー・ミュージック)は、1971年にデビューして以来、同年発売の1stアルバム「ROXY MUSIC」が全英アルバムチャート10位に選ばれるなど、英国を代表する超大物グループです。
当時イギリスで流行していたグラムロックと言うジャンルに位置付けられていましたが、その演奏スタイルや音楽性はその範囲を逸脱しており、全く異質なものとして世間から多大な支持を得ると同時に注目を浴びました。
浮世絵と異質なサウンドが生み出す世界観
日本では2002年にトヨタ・クルーガーVのCMに楽曲「MORE THAN THIS(邦題・夜に抱かれて)」 が使われました。
当時のCMでは珍しい浮世絵風コマ送り背景画の中をアクティブで車が走りぬけて行くというもので、ROXY MUSIC(ロキシー・ミュージック)特有の耳慣れないサウンドが独特の絶妙なミスマッチ感を演出し、話題の作品となりました。
ROXY MUSIC最後のアルバム収録曲
実はこの「MORE THAN THIS」以前の楽曲は日本では全くヒットせず、収録されたアルバムは彼らの最後の作品でした。恋心を歌った楽曲なのですが、「MORE THAN THIS(これ以上何もない)」と解散してしまわれたのは残念に思います。
【2000年代・その2】ディスコグラフに乗せて・超有名洋楽起用CM
曲・Stayin’ Alive / 歌・Bee Gees
時代は第一次ディスコブーム到来中の1977年、イギリス人三人兄弟グループ・Bee Gees(ビージーズ)によって歌われた名曲「Stayin’ Alive」が発売されました。
映画「サタデーナイト・フィーバー」で一躍有名になったこの楽曲は、発売当時の人気もさることながら時代を超えて現在も様々なシーンで頻繁に聞かれるサウンドの代表です。
楽曲が世に出てから約30年を経た2008年にも、ホンダ・オデッセイのCMのイメージサウンドに抜擢されるなど、長く人々に愛される名曲中の名曲です。
ホンダ・オデッセイとハリウッド俳優ジョージクルーニー
本CMでは映画「サタデーナイト・フィーバー」主演のかっこいいハリウッド俳優ジョン・トラボルタに代わり、こちらもダンディーで素敵なオジサマ、俳優ジョージ・クルーニーが出演。懐かしの名曲と名俳優と名車の豪華なコラボレーションですね。
【~2016年】Happyな気持ちに・注目の車CM洋楽最新曲
曲・Happy / 歌・Pharrell Williams
発売が開始された2013年にオランダ音楽チャートDutch Top 40で1位を獲得して以来、同チャート歴代最高となる35週ランキング入りを果たしたPharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)のネオ・ファンクナンバー「Happy」。
日本においても同楽曲が収録されたアルバム「Girl」がオリコンアルバムチャート3位を記録しました。
ホンダ・フリードを始め多様なメディアでイメージソングに
2016年9月にフルモデルチェンジを経て発表されたホンダ・フリードのCMや、2014年には日本TV放映番組「ザ!世界仰天ニュース」のエンディングテーマなどにも使用されました。
ファッションデザイナーの顔も持つファレル・ウィリアムスらしい、どこかスタイリッシュでリズミカルなこの楽曲。タイトル通り聴く人をHappyな気分にさせてくれる名曲です。
生き生きとしたとても良い表情で楽しそうに踊る人々が印象的なプロモーション映像。
見ているこちらまで思わず体が動いてしまう心地良いファンクサウンドにハマるリスナーが続出しています。
2017年以降も注目!洋楽名曲の発信源・車のCM
懐かしい楽曲や注目の最新CM洋楽までご紹介しましたが、どれも聞き覚えのある名曲ですね。これまでご紹介したように、車のCMをきっかけに沢山の洋楽ヒットナンバーが生まれて来ました。
普段は洋楽に馴染みのない層にも広く知れ渡り、日本国内での知名度を一気に上げた作品も数多く存在します。
2017年以降も発売が予定されている車種の最新情報が続々と発表されていますが、今後もCMに起用される最新洋楽ナンバーにも是非注目してみて行きたいですね。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...