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自分の敷地内なのにやっちゃダメなの?駐車場で整備や洗車をしていたら隣人トラブルに発展した事例
洗車禁止を指摘するも「逆ギレですか?」と開き直り

自宅で洗車をする習慣があると、「ちょっとした水しぶき」程度は気にならないかもしれません。しかし、近隣環境によっては周囲に影響が及ぶこともあるでしょう。
「うちのアパートの駐車場では、よく隣の大学生っぽい男性が部屋からホースを引っ張って洗車しているんです。以前管理会社に確認した際には、洗車は禁止だという話だったのですが、何度報告しても止めないんですよね。
駐車場の排水もよくないので、毎回コンクリートは水浸しの状態で……。しかも、息子の保育園のお迎えと時間が被ることがあるんです。
それでこの前、息子が保育園で作った折り紙を手に持って、ウキウキで帰ってくると……。案の定洗車が始まっていて、地面はすでにびしょ濡れ。
息子には『気を付けてね』と声をかけましたが、水が流れているのに注意が向いてしまい、転倒して折り紙はビシャビシャに。一拍置いて、大泣きする息子の声がこだましました。
洗車していた本人はのんきに『大丈夫っすかぁ~?』と一言だけ。さすがに腹が立ち、「ここ、洗車禁止ですよね?」と伝えると、『え? 逆ギレですか?』と、まったく悪びれる様子もありません。
そこで、管理会社に強めに相談し、数か所に『駐車場での洗車禁止』という貼り紙を掲示してもらいました。それから洗車しているのは見ていませんが、そんなものがなくても、大人なら自分の行為が周りに与える影響を考えてほしいです」(30代女性)
アパートなど集合住宅の駐車場においては、そもそも洗車が認められていないことも多く、あらかじめ管理会社に確認しておく必要があるでしょう。
洗車が認められている場合にも、周囲の状況には気を配り、「他の人や車に水がかからないようにする」「汚れた水をなるべく残さない」といった配慮が求められます。
隣家の物が強風で飛ばされて愛車にゴツン!傷が入った!当然弁償してもらえると思っていたら…
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...