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あなたは大丈夫?同乗者がドライバーに『最高に幻滅』したと感じる瞬間4選
車の運転には、ドライバーごとの個性が色濃く反映されます。ハンドルを握ると性格が変わる人、加減速などの操作が急な人など、隣に乗っていて思わず「怖い」と感じる場面もあるかもしれません。
とはいえ実際の場面では、なかなかドライバーにダメ出しすることも難しく、モヤモヤが残ってしまうこともあるでしょう。今回は「同乗していて『イヤだなぁ』と感じる瞬間」について、世間の声を集めました。
ケンカ中、わざとエンジン音を響かせる彼氏
同乗者にとって、「ドライバーの態度の変化」はやはり気になるポイントです。密閉された空間でドライバーが機嫌を損ねれば、イヤな空気が車内に蔓延してしまいます。
「昔付き合っていた彼氏が、不機嫌になるとモノに当たる人でした。運転中もちょっと気に食わないことがあると、突然運転が荒くなったりして。
最悪だったのが、旅行の帰りの高速でケンカした時です。お互い険悪な感じで黙り込んでいると、彼がシフトレバーを動かしたんです。そうしたら、速度は別に変わってないのに、エンジンがゴォーっとすごい音を立てて。壊れそうな音がずっと続くんですよ。
その時は免許がなくて知らなかったんですが、わざと低いギアに入れて、エンジンをうるさくしていたみたいです。『それ止めてよ』って言っても無視されて、結局2時間近くその状態で、ほんとに耳がおかしくなりました。最後の方はもう諦めて、無の状態でしたね」(20代女性)
ぶすっと黙り込んだカップルの乗る車が、けたたましい音を上げて、普通の速度で走って行く……傍から見ると、何ともシュールに映りそうです。
渋滞で裏道作戦、失敗すると最悪の雰囲気に……
ドライバーの機嫌が悪いと、やはり同乗者の方も居心地が悪く感じてしまいます。とくに道路が渋滞していると、フラストレーションが溜まり、露骨に態度を変えてしまうドライバーもいるようです。
「夫がまったく待てない人で、行列や渋滞が大嫌いなんです。運転中はちょっとでも前が詰まっているとすぐ裏道。はじめて行く場所でもナビとは違う道に入っていくので、結局その道も混んでいたり、道がわからなくなったりすると、さらに機嫌を損ねて雰囲気は最悪になります。
私や娘が文句を言おうものなら、あからさまに運転が荒くなって、もう手が付けられなくなります」(40代女性)
早く目的地に到着したいと考えるのは、ドライバーとして自然な感情でしょう。しかし、焦りのあまり車内の雰囲気を損ねては、その後の予定も楽しめなくなってしまうかもしれません。
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...