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特別仕様車と限定車の違い【ややこし語#27】

特別仕様車と限定車の違い

トヨタがカローラシリーズに設定した特別仕様車「50 Million Edition」

自動車メーカーが、販売している車種に通常のグレードとは別で「特別仕様車」や「限定車」といったモデルを追加することがあります。

特別仕様車と限定車の違いは「販売期間や台数が限られているかいないか」です。

とはいえ、自動車メーカーによって使われ方が異なります。

メーカーによって使い方が違う

ホンダが2021年に30台限定で発売した「NSX Type S」

例えばホンダとマツダは、公式ホームページにて特別仕様車について以下のように説明しています。

  • ホンダ:特別仕様車は販売期間や台数の限定などで販売されるモデルです。
  • マツダ:「特別仕様車」は台数や期間を設けずに生産しているモデルです。

マツダは限定車についても言及していて、「限定車」は限定台数や期間を設けて生産しているモデルと伝えています。

これを踏まえると、ホンダの特別仕様車とマツダの限定車は同じ使われ方であることが分かります。

特別仕様車で統一しているメーカーも

日産 キックスに設定された特別仕様車「コロンビアエディション」は500台の限定販売

ホンダとマツダは明確に使い分けをしていることが分かりましたが、「特別仕様車」にどちらの意味も持たせているメーカーもあります。

トヨタや日産は特別仕様車をよく設定していますが、基本的には台数や期間は設けられていません。

しかし、トヨタ カローラツーリングの「2000 Limited(2020年)」や、日産 GT-Rの「T-spec(2021年)」などは、特別仕様車にも関わらず販売台数が設けられています。

また、トヨタのブランドであるレクサスでは2021年、3車種に「特別限定車」を設定しており、各車種10台限定で抽選販売されました。

これらを踏まえ、大半の国内自動車メーカーはホンダやマツダほど明確に使い分けをしているわけではないようです。

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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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