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「2024年は“観測史上1位の暑さ”に」駐車してた車の中が暑すぎる…車内の熱気を早く追い出すコツは?車好きでも知らない人多い“車内の冷まし方”

ときには50度を上回る!炎天下に駐車した車内温度

©ichikei/stock.adobe.com

気温が35度を上回る猛暑日の中でJAFがおこなった実験では、直射日光にさらされた車の車内温度がどのように変化していくのかが観察されています。

実験では白い車を外気温が35度の晴天の日の昼12時から16時まで直射日光にさらし、その車内温度の変化を計測。エアコンにより車内温度を25度にしていた状態から、エンジンを切りエアコンを停止させて計測を開始し、わずか5分で車内温度は10度上昇。10分後には体温を超える37.8度、1時間後には48度に達しました。

最高値は52度となり、4時間の平均は47度と非常に高い温度となっています。また、ダッシュボード上の温度は74度にもなり、体が触れた際にはやけど、ものが載っていれば破損や爆発といった被害が出るおそれが考えられるでしょう。

この実験ではこのほかに同型の黒いボディ色の車、サンシェードを使用した車、窓を3cm開けた車、エアコンをつけたままの車の計5台で行われましたが、エアコンをつけたままの車以外ではすべて車内温度は40度以上に。特に、黒いボディ色の車は平均で51度、最高で57度となっています。

いっぽうで、エアコンを使用したままの車では平均で26度、最高でも27度と快適な車内温度をキープ。ただし、万が一エンジンが停止すれば数分で他の車と同様に急速に車内温度が上昇しますし、アイドリングを続けることで周辺環境等への影響も考えられるでしょう。

黄色の実線は引かれている場所で意味が違う

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MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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