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燃費向上の運転方法・裏技7選とガソリン代節約テクニックまとめ
目次
- 1.燃費向上のための運転方法・技術4選
- アクセルはふんわり踏んで優しい発進を
- 急加速・急減速はしない
- 早めにアクセルを離してエンジンブレーキを活用
- 駐停車中のアイドリング時間を減らす
- 2.燃費向上のための裏技3選
- 不要な荷物は降ろして燃費向上
- ルート選びも大切
- クーラーはほどほどに!暖房はOK
- 3.燃費向上のためのメンテナンスポイント
- 空気圧チェックはこまめに
- エンジンオイルは定期的に交換を
- エアクリーナーを掃除する
- 劣化したアースをアーシングキットで交換する
- 燃費向上効果のあるオイル添加剤を試してみる
- 4.ガソリン代節約のための給油術
- 割引になるクレジットカードを使う
- セルフスタンドを使う
- ガソリンは朝入れると増える?
- 満タンにしないでコツコツ節約
- 燃費向上効果のあるガソリン添加剤を試してみる
- 5.燃費向上のための改造やチューニングテクニック
- インナーサイレンサーの取り付け
- スロットルコントローラーの取り付け
- ECUチューンでコンピューター最適化
- 燃費向上グッズは効果ある?
1.燃費向上のための運転方法・技術4選
一定の距離をどれだけの燃料で走れるのかということが燃費ですが、燃費を向上させる4つのテクニックをご紹介します。それは、発進時のアクセルの踏み方、急加速・急減速をしないこと、減速時は早めにアクセルを離すこと、駐停車時の不要なアイドリングをやめることです。
運転方法・技術を身につけて燃費を向上させましょう。
アクセルはふんわり踏んで優しい発進を
車が一番ガソリンを使うのは発進時と言われています。アクセルを深く踏んだときはエンジンに高い負荷がかかり窒素酸化物の排出量が増加します。
アクセルはふんわりと優しく踏むことを意識して発進してみましょう。5秒間は上限時速20kmを目安にしてアクセルを踏んでみてください。意識することで、約10%燃費が向上すると言われています。
急加速・急減速はしない
走行中はできるだけ一定の速度を保つようにしましょう。車間距離に余裕を持つことで加速・減速の回数が減り、結果的に燃費も向上します。市街地では2%、郊外では6%も向上するそうですよ!
早めにアクセルを離してエンジンブレーキを活用
頻繁にアクセルやブレーキを使い分ける運転も燃費を悪くしてしまうので、なるべくしないようにしましょう。
車間距離を十分に取った上で、可能な限りアクセルの踏み加減を調整して一定を保ち、加減速の回数を減らすようにしてみましょう。
また、停車したい際や下り坂を下る時などはブレーキだけに頼らず、早めにアクセルを離して速度が落ちてからブレーキを踏むようにします。
駐停車中のアイドリング時間を減らす
エンジンがかかっていて、すぐに発進できる状態で停車しているのをアイドリングと言います。
アイドリングは、車は停車していてもガソリンを消費している状態です。アイドリングをせずにエンジンを停止することで、ガソリンの節約になります。
とはいえ後続車もいるし信号待ちのたびにエンジンを切るのは気が引ける、という方は、踏切待ちなど停止時間がある程度長い場合に無理をせず実践してみてはいかがでしょうか。
2.燃費向上のための裏技3選
燃費を向上させるためには、運転方法や運転技術だけではなく、裏技もあります。
例えば、最低限の荷物にする、道路を選ぶ、冷房はほどほどに使用するという点は裏技として覚えておくと活用できます。
不要な荷物は降ろして燃費向上
車の中にずっと載せたままにしてある荷物にも注意しましょう。約10kgの荷物を積んで100km走ると、余計に必要になるガソリンは21cc。排気量が小さい車や、軽い車の場合にはさらに影響がでてしまいます。
またルーフキャリアーも重さはないものの、空気抵抗になるので燃費が悪くなる要因になりえます。
ルート選びも大切
ルートを決めておき、迷わずに行くことも大切です。道に迷うとガソリンを無駄に消耗してしまうことになります。
また、道が混雑している時は抜け道を通ってしまいがちですが、細い路地や整備されていない道などで一時停止が多かったり加減速が多くなると、逆にガソリン消費をしていまいます。ちょっとした混雑であれば、ストレートな道を選択したほうが燃費を消費する量が少なくなるでしょう。
クーラーはほどほどに!暖房はOK
クーラーを使うとエンジンに負担がかかり、最大20%燃費を悪くします。燃費を優先するのであれば、できるだけ窓を開けるなどして暑さをしのぎましょう。
ちなみに暖房はエンジンの余熱を主に利用するため、ほとんど燃費を圧迫しません。
3.燃費向上のためのメンテナンスポイント
どんなに節約術を試しても、車の状態が悪かったら意味をなしません。日頃のメンテナンスも怠らないようにしましょう。
空気圧チェックはこまめに
空気圧のチェックは無料でできるので、給油時の習慣にするのが良いでしょう。空気圧だけでなく、タイヤの状態も燃費に影響するので、定期的にチェックします。
また、タイヤそのものの性能も大切です。タイヤは転がるときの摩擦を少なくすれば燃費がよくなります。タイヤ交換の際は、燃費についても注目して買い換えてみましょう。
しかし摩擦が少ないだけでは、悪天候の日にブレーキ性能が悪くなったり、滑りやすくなったりしてしまうので注意が必要です。
エンジンオイルは定期的に交換を
車のエンジンオイルは人間の血液のように重要です。血液がどろどろであると不健康なようにエンジンオイルも汚れていて、どろどろでは調子が悪くなり燃費も悪くなります。
交換の目安は走行距離5,000キロ、もしくは半年を目安などと言われています。出来れば、3カ月に1回は点検してもらうのが最良です。
エアクリーナーを掃除する
車のエンジンに入れる空気の砂やゴミなどの異物を取り除いてくれるエアークリーナー(エアーフィルター)。エアークリーナーが汚れていると、空気を吸い込む力が悪くなり燃費が低下してしまいがちです。定期的にエアクリーナーの掃除をしましょう。
劣化したアースをアーシングキットで交換する
電気の流れを安定させるためのアースが劣化していると、燃費に関わる場合もあります。その場合、アーシングキットで交換すると良いです。しかし配線が複雑な車の場合、万が一プラスの線と接触するとショートしたり発火の危険性もあるため素車に詳しくない方にはおすすめできません。
燃費向上効果のあるオイル添加剤を試してみる
エンジンリカバリーは特に経年車向けにエンジン性能の復活効果が期待できるエンジンオイル添加剤です。ある程度の走行距離を走った車の燃費を改善し、振動音を軽減する効果があります。また、エンジンを劣化させる塩素なども含んでいないため、安全して使えます。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...