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標識が「丸」「四角」など形が違うのは理由が!知れば事故や違反が減少する?

道路標識の形、なんで全て一緒ではないの?

©hoshi/stock.adobe.com

普段、車を運転する時は必ず見かける道路標識。

全て道路標識の形が同じでないのは何故なのか、疑問に持たれた事はありませんか?今回は道路標識の形が持つ意味や印象などを解説します。

丸型の標識は「禁止・規制」

丸型の道路標識は、「侵入禁止」「制限速度」など、注意が必要な標識に多く使われています。

そのため、標識を目立たせるために「円の少し外側に円を描くと大きく見える」デルブーフ錯視という効果を用いています。赤い部分を縁取るように白い円が描かれているのはそのためです。

四角形の標識は「案内・指示」

©中村健二/stock.adobe.com

四角い標識は「案内」や「誘導」をします。四角い物体は私たちの生活の中で多く存在し、主に安定性や権威性といった印象を与えると言われています。

「案内」や「誘導」を意味する標識に四角い形状が用いられているのは、ドライバーが安心して指示に従ってくれるための目的があると考えられます。

ひし形の標識は「警戒」

©Masaharu Shirosuna/stock.adobe.com

ひし形の道路標識は 「警戒標識」を意味します。

ひし形も四角形の一種ですが、長方形や正方形とは異なり、不安定な形として人に認識されます。

人間は不安定なものや、尖ったものに対して注視する傾向があるため、注意をうながす役割がある警戒標識に採用されるのも納得です。

三角形の標識は「規制」

©Masaharu Shirosuna/stock.adobe.com

「一時停止」などの標識は逆三角形の形となっています。

逆三角形に対する人間の認識には、鋭く尖った刃物や怒った人の顔など危険なものと結びつけるDPTS効果(downward-pointing triangle superiority)と呼ばれる効果が存在します。

逆三角形には警戒標識のひし形よりも更に注意をひきたいという狙いがあるのです。

普段あまり気にしなかった道路標識のデザインですが、それぞれに込められた意味や標識の形に対する人間の印象など一度知っておくと、また違った標識の見方をすることができます。

特に、運転免許を取得するために学科試験の勉強をしている方にとっては、標識を理解する助けになると思います。

便利ですが、使い方を誤ると凶器にも成りえる自動車。これからも事故なく安全運転を心がけましょう。

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