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【迷惑注意】リアフォグランプ、気付かず点灯しっぱなしにしていませんか?欧州車は装備義務付け

撮影・文:MOBY編集部 宇野 智

前を走るクルマのテールランプが「眩しい!」「ブレーキ踏みっぱなし?」などと感じたことはありませんか?それは「リアフォグランプ」でしょう。

筆者の数少ない友人10名ほどに「リアフォグランプって知ってる?」と尋ねたところ半数が「知らない」との回答。信憑性がない調査ではありますが、リアフォグランプの存在を知らない人、自分の運転するクルマにリアフォグランプが付いているかどうかを知らない人、点灯しているかどうかわからない人が少なからずいるはずです。

今回は、リアフォグランプの正しい使い方、操作方法、法律関係などをお伝えし、クルマ社会のマナー向上のお役に立てればと思います。

リアフォグランプとは?

マツダ CX-5 リア
黄色枠線内がリアフォグランプ。車両はマツダ CX-5。左右に付けられているように見えるが、左側はダミー。
マツダ CX-5のリアフォグランプ
リアフォグランプ点灯時。

リアフォグランプとは、文字通り車両の後部に取り付けられた「霧灯」のことで、霧の発生や大雨、降雪のときなどに点灯し後続車に自車の存在を知らせる灯火のことをいいます。「バックフォグランプ」などとも呼ばれます。

マツダ3のリアフォグランプ
マツダ3のリアフォグランプ。
マツダ3 リアフォグランプ点灯状態、非点灯状態比較
濃霧発生時の夕暮れ時、約30m離れた場所から撮影、カメラの設定は同じにして無加工で掲載。左はテールランプのみを点灯、右はリアフォグランプを点灯させた。車両はマツダ3。

道路運送車両の保安基準においては「後尾霧灯」と示され、「尾灯より高い光度の赤色信号を伝えることによって、自動車の後方からの視認性をより高めるために自動車に備えられるものをいう。」と定義されています。

リアフォグランプが眩しいのは法規によって明るくされているからです。

気付かず点灯させてしまいやすい操作方法

リアフォグランプのスイッチは車種により異なりますが、概ねライト操作レバーのフロントフォグランプスイッチと併用して設けられています。

マツダCX-5のフォグランプスイッチ

上の画像は、マツダ CX-5 のリアフォグランプスイッチ。黄色枠線内がリアフォグランプのスイッチ。フォグランプ点灯位置に合わせた状態で、さらにもう一捻りするとリアフォグランプ点灯状態になります。ただ、リアフォグランプ点灯状態のところでスイッチは固定されずバネの力でフロントフォグランプ点灯位置へ戻ります。

フロントフォグランプだけを点灯させたつもりが、無意識にリアフォグランプを点灯させてしまいやすい構造になっています。これは、マツダ車だけに限らず、他の国産車、輸入車メーカーの自動車も同じように誤操作しやすい構造になっています。

マツダ CX-5のリアフォグランプインジケーター

フォグランプ点灯状態はメーター内のインジケーターで確認することができます。黄色矢印で示したインジケーターランプがリアフォグランプ点灯時、左側はフロントフォグランプ点灯を示すインジケーターとなっています。(同じく車両はマツダ CX-5)

リアフォグランプ点灯状態を示すインジケーターは、国産車、輸入車ともに同じデザインのアイコンが採用されています。運転中はリアフォグランプの点灯状態を目視で確認できませんから、メーター内のインジケーターで時折確認するようにしましょう。

欧州車はリアフォグランプ装備を義務付け。国産車は?

欧州では車両にリアフォグランプの装備を義務付けし、メーカーはこれに沿ってクルマを設計、製造販売し日本仕様車にもそのまま装備されて販売されています。

国産車ではSUVやスポーツカーなど一部の車種に限られます。リアフォグランプを装備している車種をピックアップしてみました。(グレードにより装備の有無があります)

【トヨタ】ライズ、スープラ、ハイラックス、86
【レクサス】LX
【日産】GT-R、フェアレディZ、リーフ NISMO、ノートNISMO、マーチNISMO
【マツダ】マツダ2(デミオ)、マツダ3(アクセラ)、マツダ6(アテンザ)、CX-3、CX-30、CX-5、CX-8の4WD車。
【スバル】レガシィB4、アウトバック、レヴォーグ、WRX STI、WRX S4、フォレスター、XV
【スズキ】スイフト、スイフトスポーツ、イグニス
【ダイハツ】ロッキー

クルマをお持ちの方は取扱説明書などでご確認ください。

リアフォグランプに関わる法規、罰則

リアフォグランプ装備車で濃霧発生時や降雨、降雪時など視界の悪いときに点灯しなければならない法規、逆に特定の条件下で点灯していけない法規は存在しません。

ドライバーには直接関係ありませんが、リアフォグランプの明るさや取り付け位置などについては「道路運送車両の保安基準 第37条の2」およびこれを補足する告示「別添 65 後部霧灯の技術基準 」で細かく示されています。

この法規は、平成17年(2005年)12月31日以前に製造された自動車については、それ以前の「リアフォグランプの照射光線が他の交通を妨げないもの」という曖昧な基準でしか示されていないため、古いクルマでは非常に眩しいリアフォグランプが存在します。

後付けリアフォグランプは注意

上記のようにネット通販で後付けのリアフォグランプを購入してDIYで取り付けることができます。しかし、購入前、取り付け前にはきちんと法規に沿った仕様かどうか、設置方法が法規に則しているかどうかの確認を。

リアフォグランプに関わる法規に違反があった場合、道路運送車両法第99条の2、第108条によって、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。整備不良の違反キップ、行政処分で済まされない刑事処分となります。注意しましょう。

使うときは積極的に使う。そうでないときは使わない。

当たり前な締めくくりの見出しですが、リアフォグランプは悪天候時の事故防止、交通安全には効果的です。逆に悪天候でもないのに点灯するのは交通のマナー違反となります。

この機会に、ご自身のクルマのリアフォグランプをチェックしてみてください。

車両協力:マツダ

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この記事の執筆者
MOBY編集部 宇野 智

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