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乗用車とは?意味・定義や種類とは?普通・小型・中型から軽自動車との違いを解説

乗用車の定義は法制度で少し異なる

自動車 駐車場

乗用車の定義は、法制度によってその解釈が若干異なり、車両の重量やエンジンの排気量などが影響してきます。それらの項目を基準にして、すべての自動車は「道路交通法」と「道路運送車両法」によって分類されます。

この2つの法制度が自動車という大きなカテゴリーを分類し、分かりやすくしています。また、この2つにはそれ以外にも役割があり「道路運送車両法」は、自動車の検査・登録・届出・強制保険の基準になっています。「道路交通法」は、運転免許・交通取締の分類に活用されています。

道路交通法での乗用車の定義

道路交通法での乗用車の定義は、以下のように構造により異なります。車両総重量や最大積載量によって自動車の区分けがされており、これをもとにどのような車なのか判断します。

また、道路交通法での条件は運転免許・交通取締にも適用されています。

  車両総重量 最大積載量
大型自動車 11トン以上 6.5トン以上または乗車定員30人以上の自動車
中型自動車 7.5トン以上11トン未満 4.5トン以上6.5トン未満または乗車定員11人以上30人未満の自動車
準中型自動車 3.5トン以上7.5トン未満 2トン以上4.5トン未満または乗車定員10人以下
普通自動車 他のいずれにも該当しない自動車

道路運送車両法での乗用車の定義

道路運送法車両法での乗用車の定義は、以下のようにエンジンの総排気量(cc)や車輪数で分類されます。ちなみに、二輪車は乗用車に含まれません。

また、道路運送車両法は、自動車の検査・登録・届出・強制保険の基準にもなっています。

車輪数エンジンの総排気量(cc)
普通自動車4輪以上4輪以上の小型自動車より大きいもの
小型自動車3輪以上660をこえ2,000以下(軽油、天然ガスを燃料とする自動車については、総排気量の基準の適用はない)※3輪の場合は、660をこえるものが該当する。
軽自動車3輪以上660以下

乗用車や軽自動車などの呼び方別全5種類の定義(種類・税金・サイズなど)

乗用車には、大きく分けて呼び名が5つあります。

・大型乗用車
・中型乗用車
・小型乗用車
・普通乗用車(普通車)
・軽乗用車(軽自動車)

この5つの違いを法制度をもとに見比べてみましょう。

大型乗用車

大型乗用車は、法制度では以下のように定義されています。大型乗用車の特徴としては、車体が大きいため運転者はとても死角が多く、高齢者や子供などの予測不可能な動きに対して瞬時に対応しづらいです。

【道路交通法】
・車両総重量:11トン以上
・最大積載量:6.5トン以上または乗車定員30人以上の自動車

【道路運送車両法】
・種類:普通自動車
・エンジンの総排気量(cc):4輪以上の小型自動車より大きいもの

主な車種としては、大型のバスなどがこれに該当します。

中型乗用車

中型乗用車は、法制度では以下のように定義されています。中型乗用車に関しては積載できる人数から中型のバスに当たるので、運転される方は乗車定員に注意が必要です。以下の定義は2017年に改正されたものです。
※2017年(平成29年)施行の改正道路交通法により準中型自動車区分が新設

【道路交通法】
・車両総重量:7.5トン以上11トン未満
・最大積載量:4.5トン以上6.5トン未満または乗車定員11人以上30人未満の自動車

【道路運送車両法】
・種類:普通自動車
・エンジンの総排気量(cc):4輪以上の小型自動車より大きいもの

主な車種としては、中型のバスなどがこれに該当します。

小型乗用車

小型乗用車は、法制度では以下のように定義されています。大型の車であることに変わりはないですが、上記でご紹介した区分よりは身近に感じやすいでしょう。例を挙げるとすれば、トヨタ ハイエースがこれにあたります。

【道路交通法】
・車両総重量:3.5トン以上7.5トン未満
・最大積載量:2トン以上4.5トン未満または乗車定員10人以下

【道路運送車両法】
・種類:小型自動車
・エンジンの総排気量(cc):660をこえ2,000以下(軽油、天然ガスを燃料とする自動車については、総排気量の基準の適用はない)

主な車種としては、小型のバスもしくはトヨタ ハイエースシリーズがこれに該当します。
・ハイエースバン DX/DX”GLパッケージ
・ハイエースワゴン DX
・ハイエースワゴン GL
・ハイエースワゴン グランドキャビン など

普通乗用車(普通車)

普通乗用車(普通車)は、法制度では以下のように定義されています。

【道路交通法】
・他のいずれにも該当しない自動車

【道路運送車両法】
・種類:普通自動車
・エンジンの総排気量(cc):4輪以上の小型自動車より大きいもの

主な車種としては、トヨタ プリウス、日産 ノートなど多くの一般家庭で使われている車がこれに該当します。
・日産 セレナ
・トヨタ アルファード
・ホンダ ステップワゴン
・ホンダ フィット など

軽乗用車(軽自動車)

軽乗用車(軽自動車)は、法制度では以下のように定義されています。

【道路交通法】
・他のいずれにも該当しない自動車

【道路運送車両法】
・種類:軽自動車
・エンジンの総排気量(cc):660以下

主な車種としては、ダイハツ タント、ホンダ N-BOXなど多くの一般家庭で使われている車がこれに該当します。
・ダイハツ ムーブ
・スズキ ジムニー
・スズキ ワゴンR
・日産 モコ など

乗用車の意味・定義一覧

車
  車両総重量 最大積載量 エンジンの総排気量(cc)
大型乗用車 11トン以上 6.5トン以上または乗車定員30人以上の自動車 4輪以上の小型自動車より大きいもの
中型乗用車 7.5トン以上11トン未満 4.5トン以上6.5トン未満または乗車定員11人以上30人未満の自動車 4輪以上の小型自動車より大きいもの
小型乗用車 3.5トン以上7.5トン未満 2トン以上4.5トン未満または乗車定員10人以下 660をこえ2,000以下(軽油、天然ガスを燃料とする自動車については、総排気量の基準の適用はない)
普通乗用車(普通車) 他のいずれにも該当しない自動車 4輪以上の小型自動車より大きいもの
軽乗用車(軽自動車) 他のいずれにも該当しない自動車 660以下

最後にもう一度、5つあった乗用車の種類の定義を簡単に見直しましょう。

乗用車は自動車のカテゴリーのひとつであり、法制度で分けられます。また、さらに乗用車の中にも5つの種類があり、それも法制度で細かく分かれているのです。

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中華鍋振る人
中華鍋振る人
自動車とバイクに関連する記事を書いています。モータースポーツは観戦よりも参戦派。道交法や違反に関する情報を、法律に詳しくない人にもわかりやすく解説しています。
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