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ノンブラシ洗車機
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ノンブラシ洗車機とは?かかる費用・近くのノンブラシ洗車機を紹介

ノンブラシ洗車機とは?

ノンブラシ洗車機とは

ノンブラシ洗車機(ノーブラシ洗車機)とは、その名の通りブラシを使わない全自動洗車機です。回転ブラシを使わず水の高圧噴射だけでボディの汚れを落とすため、ブラシ洗車機のように傷が付く心配がありません。

外観形状は従来の門型洗車機と同様であるものの、ノンブラシ洗車機の内部はブラシの代わりに車の上面と両側面用の噴射ノズルが備わり、それらが往復してボディ全体を全自動で洗浄してくれます。洗浄後はエアブローで水滴を吹き飛ばすため、簡単な拭き上げだけで洗車を終わらせられます。

つまり、車全体を全自動で洗ってくれるガン式高圧洗車機がノンブラシ洗車機といえます。

ノンブラシ洗車機でかかる費用

この項目では、ノンブラシ洗車機でかかる費用を、リサーチ結果に沿って解説しています。

ノンブラシ洗車機は、通常の洗車機と比べて利用料金が高いのではとお考えかもしれません。しかし、本格的な手洗い洗車など上級の洗車サービスに比べれば、手ごろなコストで安く済ませられるでしょう。

以下、通常の洗車機とノンブラシ洗車機で、料金の価格帯を比較してみました。

  • ノンブラシ洗車機:600円~2,000円(税込)
  • 通常の洗車機:300円~2,000円(税込)

ノンブラシ洗車機でも通常の洗車機でも、水洗いのみからシャンプー、ワックス、コーティングなど各種サービスがついているのは考慮すべきポイントです。ノンブラシ洗車機のほうが高性能で複雑な作りとなっており、機械単体の導入コストが高くなっているのも、最低価格の差に影響していると考えられます。

通常の洗車機と比較しても大きな価格差がなく、かつサービス面もほとんど変わらない点も加味しても、ブラシでボディに傷がつく心配のないノンブラシ洗車機のほうが安心して使えるのではないでしょうか。

車の洗車について詳しく知りたい方はこちら

ノンブラシ洗車機のメリット・デメリット

©Drobot Dean/stock.adobe.com

ノンブラシ洗車機のメリット

ボディに傷が付かない

ノンブラシ洗車機は、ボディに直接触れることなく洗車できるのが特徴です。

近年のブラシ洗車機は傷が付きづらい不繊布やウレタンが用いられているとはいえ、タイミングが悪く洗車ブラシに異物が付着していたりすると傷が付く恐れがあります。

回転ブラシを使わないノンブラシ洗車機は傷の心配なく使える全自動洗車機です。

複雑なボディ形状やパーツもキレイにできる

ブラシ洗車機は回転ブラシが当たった部分しか洗えないため、複雑な形状のグリルやバンパーなどはどうしても部分的な洗い残しができてしまいます。

その点、ノンブラシ洗車なら水の噴射が当たる部分であれば汚れをかき落とすことができます。ブラシ式洗車機では洗えないリアスポイラーの裏側など汚れも洗い流してくれます。

水洗いのみなら短時間で終わる

ノンブラシ洗車機の水洗いなら、洗車とエアブローの2往復程度で済むためわずか5分ほどで洗車を終わらせられます。それに対し、多くのブラシ式洗車機は、もっとも安価なコースでも洗剤洗車となっており、工程数が多いため時間がかかります。

もちろん、ノンブラシ洗車にも洗剤洗車やコーティング洗車のコースも用意されているため、時間をかけてしっかりと洗うことも可能です。短時間で終わるノンブラシ洗車機の水洗いは、車を大至急キレイにする必要に迫られたときに最適です。

ノンブラシ洗車機のデメリット

汚れが落ちづらい

ノンブラシ洗車機は流水と水圧のみで汚れを落とすため、洗浄性能は直接こすり落とすブラシ洗車機に劣ります。水圧はガン式洗車機より高圧であるものの、噴射口が遠いぶんガン洗車よりも汚れは落ちづらいといえるでしょう。

一見キレイに見えても拭き上げると汚れが残っています。また、水垢や油汚れ、鳥のフンや虫などこびりついた汚れは落としきれません。

洗剤洗車を選べば油汚れやこびりついた汚れに対する洗浄力は高まるものの、やはり絶対的な洗浄性能は手洗いやブラシ洗車機に劣ります。

下回りが洗えない

ノンブラシ洗車は下回りの汚れは落とせません。また、タイヤやサイドステップ周りは洗い残しがやや目立ちます。当然、ホイールにこびりついたブレーキダストやピッチ、タールなども落とすことはできません。

車の上部は上面と側面のノズルの両方で洗浄されるものの、車体下部は洗浄回数が少ないうえ頑固な汚れが付きがちであるため、どうしても落としきれない汚れが残ってしまいます。

その弱点を補うために、タイヤやサイドステップを重点的に洗うオプションが選択できるノンブラシ洗車機もあります。

料金が高い

他の洗車機よりも利用料金が高いのもノンブラシ洗車機のデメリットです。ブラシ洗車機の料金が約400円からなのに対し、ノンブラシ洗車機はもっとも安い水洗いであっても600〜800円と利用料金が割高です。

200〜300円程度で使えるうえ、車体下部の汚れも落としやすいガン式高圧洗車機と比べると非常に割高ではあるものの、最後にブローで水滴を飛ばしてくれる点と、背が高く洗いづらいミニバンやハイトワゴンの天井が洗える点は全自動式のノンブラシ洗車機を利用する大きなメリットです。

洗車機の使い方を詳しく知りたい方はこちら

近くにあるノンブラシ洗車機【東京編】

©xiaosan/stock.adobe.com

東京都内にはコイン洗車場が数多く立地していますが、ノンブラシ洗車機を導入している店舗は限られているようです。

今回は、ノンブラシ洗車機を導入している3つのおすすめ店舗をピックアップしてご紹介します。

【1】ジャバ 八王子滝山店

「ジャバ 八王子滝山店」は、八王子市に店舗を構えているコイン洗車場です。中央自動車道「八王子IC」の近隣にあり、ドライブ前に立ち寄りやすくなっています。

3台のスプレー洗車機に加えて、ノンブラシ洗車機を1基設置しています。水洗い洗車コースが800円からと手ごろな価格設定となる一方で、作業を途中で中断させて手洗い作業を付け加えられる「セルフ手洗いコース」が好評のようです。

ジャバ 八王子滝山店の主な料金設定

  • 水洗い洗車:800円
  • 標準コース(撥水剤作業付き):1,300円
  • 撥水セルフ手洗いコース:1,500円

※2023年6月時点の情報です

【2】ワニの洗車場(板橋区)

「ワニの洗車場」は、板橋区に位置するコイン洗車場で、都営三田線・高島平駅から1㎞離れた住宅街に位置します。

全国的に珍しい、幅1900mm以上の車両もノンブラシ洗車機を利用し洗車可能な設備があります。

洗車場の幅は十分に確保されていますが、奥行きは少し短いので、大型車の洗車時には、水が周囲に飛ばないよう配慮しながら洗車を行いましょう。

ワニの洗車場の主な料金設定

  • 水洗い洗車:500円
  • 洗剤洗車:600円
  • 泡洗車:600円
  • ガラスコート洗車:700円
  • 泡・撥水コート洗車:800円
  • 泡・ガラスコート洗車:900円

※2023年6月時点の情報です

【3】ドルフィンパーク洗車場(世田谷区)

「ドルフィンパーク洗車場」は世田谷区にあるコイン洗車場です。4台分のシャワータイプ洗車スペースに加えて、ノンブラシ洗車機を1基設置している施設となります。

シャワータイプの洗車スペースは屋根がないのに対し、ノンブラシ洗車機のブースは屋根付きの構造です。

設置されているノンブラシ洗車機は“ドライブスルー”と呼ばれる通り抜け方式ではなく、オーソドックスなバック走行での退出形式を採用しています。

ドルフィンパーク洗車場 世田谷の主な料金設定

  • 水洗い洗車:600円
  • 標準洗車:800円
  • パワー洗剤洗車:1,000円
  • パワー洗剤&ワックス:1,400円
  • パワー洗車&ガラスコート:1,700円
  • ブローコース:400円

※2023年6月時点の情報です

ノンブラシ洗車機はこんな人におすすめ!

ノンブラシ洗車機 おすすめ

ノンブラシ洗車機は、次の3つの要素が当てはまる人におすすめです。

  • 手作業で洗車をするのが面倒・苦手
  • 短時間で洗車作業を済ませたい
  • 車のボディに傷をつけたくない(神経質な人)

シャワー、スプレー洗車機を使った手作業での洗車が面倒・苦手である、あるいは短時間で洗車作業を済ませたい人には、ノンブラシ洗車機はメリットとなるでしょう。手作業で行うと大雑把になってしまう性格ではかえって車を汚してしまう可能性も考えられるほか、余分な時間を使ってしまうかもしれません。

また、ノンブラシ洗車機のメリットである「車のボディに傷がつきにくい」点を生かせるのが、性格が神経質な人です。洗車が終わってボディをチェックしたら傷がついているのを発見し、そこまで大きな傷でなくともショックを受ける人が多いのではないでしょうか。

通常の洗車機ではブラシを使って行うため、傷のリスクも十分に考えられます。危険性を回避できるのを強みと捉えれば、ノンブラシ洗車機を使ったほうが安心でしょう。

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