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「車内で着替え」で逮捕はある?”公然わいせつ罪”となる場合も!注意すべきポイント
アウトドアや水遊び…車の中で着替える人は多い
海水浴で水着を着用するなど、アウトドアのレジャーでは着替えを車の中でするという人が少なくありません。
車内を見えにくくするため、車種によってはプライバシーガラスを採用していることがあります。そのような車種であれば、外よりも車内で着替える方が安心感があります。
一方、公衆の目に触れる場所や方法で下半身など身体の一部を露出させることは罪に問われます。
多少見えにくくできるとはいえ、道路を走っているときや施設の駐車場に停めている車の車内は公衆の目に触れてしまう場所。
車内で着替えをして下半身など身体の一部を露出した場合、逮捕されてしまうことは有り得るのでしょうか?
外から見えないよう対策していれば大丈夫
車内での着替えをする際、多くの人はサンシェードやタオル、カーテンなどで窓を覆い、外からの視線を遮断します。
しかし、このような対策をせずに車内で着替えると、「公然わいせつ罪」や軽犯罪法違反となる場合があるようです。
公然わいせつ罪は刑法第174条で「公然とわいせつな行為をした者は、6月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。」と定められていて、軽犯罪法の第二十条では「公衆の目に触れるような場所で公衆にけん悪の情を催させるような仕方でしり、ももその他身体の一部をみだりに露出した者」を軽犯罪法違反と定めています。
どちらも不特定多数の人の目に触れる場所での行為が対象となっているため、これらの場所では望まれていようがなかろうが、裸になるなどしてはいけません。
走行中、停車中に関わらず、路上や一般道に面している駐車場など、車内が他人からも見える状態であれば、そこは「不特定の人や多数の人の目に触れる場所」となってしまいます。
そのため、車内での着替えで下半身など身体の一部が露出する場合は、それが他の人の目に入らないよう十分に対策をしましょう。
「見られちゃってもいいや」はアウト
車内から外に向けて、故意に下半身など身体の一部を露出させることはもちろん犯罪です。
しかし、車内で着替える際に「外から見えちゃってもいいや」と、特に対策をせず下半身など身体の一部を露出させてしまうと、これも犯罪となってしまうおそれがあります。
「見せたい」とは思わないまでも、「見られてもいい」と思っていると、これも故意(未必の故意)と判断され、罪を問われてしまうようです。
「隙間からのぞかれた…」はセーフ。ただし、のぞいた側もセーフ
目隠しが取れてしまったり、わずかな隙間から車内が見えていたり、十分に対策をとったにも関わらず他の人に見られてしまったなど、故意ではないことが認められた場合は、罪に問われません。
逆に、「わずかな隙間から車内をのぞき見た」側が罪を犯しているようにも思えます。
しかし、「のぞき」を定めている軽犯罪法第二十三条では、違反の対象となるのは「正当な理由がなくて人の住居、浴場、更衣場、便所その他人が通常衣服をつけないでいるような場所をひそかにのぞき見た者」と記されています。
一般的な車の中は「通常衣服をつけないでいるような場所」にはあたりません。そのため、隙間などからのぞき見られたとしても、罪を問うことは難しいようです。
いずれにしても、車内で着替える際には、外から車内が見えないようにし、隙間ができてしまったり目隠しが取れたりすることがないよう、十分な対策をしておくことが安心につながると言えるでしょう。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 高山 志郎
- 平成元年生まれ、東京都出身。学生時代にモータースポーツ活動を開始し、大小さまざまな耐久レースへ参戦。優勝の経験も持つ。エンジニアとして複数の業界を渡りながら趣味で車やバイクに触れ続け、縁あって自動...