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「ペダルの踏み間違い」3人に1人が経験…高齢者よりも若い世代に多いという結果に
「アクセルとブレーキの踏み間違い」全体の約3割が経験
“ヒヤリハット”の経験の中でもっとも回答が多かったものは「追突しそうになった」というもので、“ヒヤリハット”経験者965人中、55.5%の人がこれを経験したと回答。
“ペーパードライバー”、“デイリードライバー”、“新人ドライバー”と、“コロナ禍以降、運転頻度が増えたドライバー”の4つに分類したドライバーで「追突しそうになった」が1位となっています。
しかし、2位以降では“ペーパードライバー”、“デイリードライバー”が「前のクルマが進んだことに気が付かず後ろに迷惑をかけた」が2位だったのに対し、“新人ドライバー”と、“コロナ禍以降、運転頻度が増えたドライバー”では「アクセルとブレーキの踏み間違い」が2位と分かれています。
「アクセルとブレーキの踏み間違い」に関する全体でのアンケート調査では、1,200人中28.5%、約3割の人が「アクセルとブレーキの踏み間違い」を経験していると回答しました。
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「踏み間違い」高齢者よりも若い世代に多いという意外な結果に?
この「アクセルとブレーキの踏み間違い」を経験したことがあるドライバーを運転キャリア別に見ると、“ペーパードライバー”が31.5%、“デイリードライバー”が17.5%、“新人ドライバー”が36.5%と、運転の経験が少ない人ほど踏み間違えをしたことがあるという結果に。
また、年代別に見ると、高齢者による「アクセルとブレーキの踏み間違い」はしばしばニュースで話題となりますが、この調査では60歳以上が最小の16.9%で、最も多くなったのは18-29歳の36.1%、次いで30-39歳の34.6%と、年齢が高くなるほど「アクセルとブレーキの踏み間違い」の経験が少ないという結果になっています。
これによる事故があったかどうかについてこの調査では言及されていないものの、年齢が高くなるほど「アクセルとブレーキの踏み間違い」の経験が少ないという結果を意外だと思う人は少なくないでしょう。
踏み間違いは年齢に関係なく起きる可能性が
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- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...