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「車内寒っ!早くエアコンつけて!」は逆効果?冷えた車内をすぐに温めたいなら「ヒーターはつけないで」ってホント?
エンジン始動直後は車の暖房が利かないのはなぜ?
車に搭載されている暖房はエンジンから発生した熱を利用しています。さらに詳しく言えば、エンジン内からラジエーターへ送られる熱くなった冷却水の熱が、暖房の暖かい空気の元です。
エンジンが冷えている始動直後などに暖房をつけても冷たい空気しか出てこないのは、冷却水が十分に温まっていないことが原因となります。
車の暖房をしっかりと機能させるには、エンジンが温まっていることが重要なのです。
空ぶかしで温めるのはエンジンの寿命を縮める
早くエンジンを温めようと空ぶかしをすると、かえって車の寿命を縮めるおそれがあります。
エンジンの内部にはエンジンオイルが入っていますが、始動直後は十分にエンジンオイルが温まっておらず、潤滑などの効果を適正に発揮できません。そのため、エンジンにダメージを与えてエンジンの寿命を縮めることにつながります。
また、空ぶかしは騒音の原因にもなります。暖かい空気と一緒に冷たい視線も浴びてしまうので、空ぶかしはやめましょう。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...