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リッター190円突入!?ガソリン価格が今後さらに高くなる2つの不安要素とは
知らない間に価格が上がっているガソリン価格。既にレギュラーでリッター180円となったガソリンスタンドもあるそう。リッター5km、燃料タンクが90リッターの愛車を持つ身としては悲鳴しかでないのですが、今後さらにガソリン価格が上昇する要素が。その内容についてお伝えします。
ガソリン価格の値上げが止まらない
ガソリン価格の上昇が止まりません。ガソリンの価格は5週連続で上昇しているなど、レギュラーガソリンの価格は、2018年10月以来約3年ぶりに160円台に達しました。もちろんこの価格は全国平均価格であり、場所によってはリッター180円(!)に到達したガソリンスタンドもあるそうです。
極悪燃費カーを保有している身としては、早くガソリン価格が下落して欲しいと願っているのですが、今後更にガソリン価格が上昇するとも言われています。
今後、ガソリン価格が高くなる不安要素とは
ガソリン価格が上昇する理由は1つや2つではなく、様々な要因が価格に影響します。今回はその中でも、今後に影響があるであろう項目をピックアップしています。
需要と供給のバランス
新型コロナウィルスにおける感染者数が大きく減少し、以前として注意が必要なものの緊急事態宣言が解除された事により、人の移動が増加しつつあります。車での移動も増え、緊急事態宣言発令時に比べて明らかに高速道路などの渋滞が増えています。
つまり、ガソリンの消費量は着実に増えています。これは日本だけではなく海外でも規模の違いはあれど傾向としては同様です。
ガソリンの消費量(需要)は増えていますが、石油を供給する側の石油輸出国機構(OPEC)は10月4日、原油の追加増産を見送っています。需要が増えているのに、供給量は今まで通りという事でガソリンの市場価格は上がる傾向があります。
急激に進んでいる円安
さらに不安要素として挙げられるのは、このところ急激に進んでいる「円安」です。ガソリン価格に影響する、原油価格、為替レート、販売社側利益といくつかある中で、先ほどお伝えした原油価格に加えて為替レートも影響するとなると、これは家計に(そしておこずかいに)ダブルパンチ…という事になります。
為替レートがガソリン価格に影響すると言われる理由の1つが、原油価格はドル建てで行われる事が由来しています。1バレル=〇〇ドルとなっている状態で円の価値が弱まれば(円安)同じ1バレルを購入する際にも、円の価値が弱まった分、円を多く払う必要があります。ガソリンを調達する際に多く支払った調達コストは、当然販売価格に影響があります。
今後のガソリン価格に注目か
今までもガソリン価格の上昇は何度もありましたが、新型コロナウィルスの影響で経済が以前のように回復しきれていない中でのガソリン価格の上昇は、家計にとっても車好きにとっても非常に頭が痛い項目の1つではないでしょうか。
家族とガソリンスタンドに給油する時は、 我が家の財務省の目をかわすため、価格は表示されないガソリンスタンドに向かうテクニックもガソリン価格の上昇の前では到底敵いません。今後のガソリン価格に注目です。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 Daddy
- 昭和56年生まれ。愛車遍歴は先輩から500円で購入したトヨタスターレット(EP82)から始まり、アコードワゴンSiR(CH9)インフィニティFX35(S50)インフィニティFX50(S51)。曲線が美しい車が好き(女性も)。三...