MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > お役立ち情報 > 役立つ情報 > 【車のエアコン】A/Cボタンと冷房・クーラーの正しい使い方|風が臭い・ぬるいときは?
役立つ情報

更新

【車のエアコン】A/Cボタンと冷房・クーラーの正しい使い方|風が臭い・ぬるいときは?

エアコンの冷房・暖房や、A/Cボタンについての正しい使い方を解説。燃費への影響、エアコンの修理費用、悪臭の原因・メンテナンス方法なども。燃費をよくしてガソリン代を節約するためには、なるべく冷房・暖房を使わないようにしたほうがいい?という疑問にお答えします。

冷房と除湿にはエアコンのA/Cボタンを押そう!

自動カーエアコン
©algre/stock.adobe.com

車のエアコンの「A/C」と書かれたボタンは、エンジンの動力でコンプレッサーという機械を動かすためのもの。コンプレッサーが動くことによって、車内の空気を冷やす冷媒(エアコンガス)がエアコンの中を循環する仕組みです。

つまり、車のエアコンはA/Cボタンをオンにすると冷房・除湿をしてくれるというわけです。ちなみに、家庭用エアコンのようにエアコン自体が空気を温める機能はありません( 一部の電気自動車などを除く)。

つまり夏場、「車のエアコンをつけて温度を低く設定しても、全然涼しくならない」という場合は、故障ではなくA/Cボタンがオフになっているだけかもしれません。慌てる前に、一度確認しましょう。

風向き切り替えなども活用しよう

車外の気温、湿度が車内より低い場合は外気導入を使用するのが効果的です。しかし、外気温や湿度によってはあまり効果が得られない場合があります。

そんなときは、エアコンのA/Cボタンによる除湿風向切り替え外気導入などを組み合わせれば、効率よくガラスの曇りをとることができるでしょう。

風向切り替えをウインドー(デフロスター)にして温風を窓ガラスに向けたり、外気導入にして車内に外気を取り込むことで、ある程度は窓ガラスを曇りにくくすることができます。

エンジンスターターの利用もオススメ

涼しい車ですぐに出発したいという場合には、お出かけの少し前からエンジンスターターでエンジンをかけておくのもおすすめです。このときに注意したいのは以下。

  • 最後に車を降りた段階で、冷房のスイッチがONになっている必要がある
  • 車庫や屋内駐車場など、排気ガスが充満してしまう場所や長時間のアイドリング禁止の場所では使用しない

また、車庫から車を出すついでにエンジンをかけっぱなしで車内を冷やす際も、排気ガスなどで周囲の迷惑にならないよう注意しましょう。もちろん、車内に鍵を残さないことも忘れずに。

車は暖房が効き始めるまで時間がかかる

車のエアコン
©MICHAEL ZECH/stock.adobe.com

車はエンジンの熱で温風を出しているため

多くの車でエアコンのA/Cボタンを押しても冷房と除湿の機能しかないのは、車にはエンジンという熱源があるから。熱くなったエンジンの冷却水に送風ファンの風を当てるだけで、車内の空気を温められる仕組みになっています。

エンジンから出る熱は通常捨ててしまうものなので、この熱を利用すればわざわざ暖房用にエネルギーを作る必要がなく効率が良いですね。ただし、エンジンが暖まり、暖房が効き始めるまで時間がかかることが難点です。

また、オートエアコンでは一般的にエアコンをつけると自動でA/Cボタンも押された状態になりますが、意識的にA/Cボタンを切ってコンプレッサーを動かさずに暖房として使うことができます。

冬場は暖房をつけてガラスが曇ったらA/Cボタンを押そう

車のエアコンで暖房をつける時にA/Cボタンを押すべきなのは、結露によってできた窓の曇りを取りたい時です。

外気温と車内の温度差が激しいと、窓で冷やされた空気中の水分が結露します。また1度に大人数で乗車した時など、人の出す息や汗で車内の湿度も高くなります。

このようなとき送風だけの暖房にしていると窓ガラスが曇りやすくなるので、A/Cボタンを押して車内の除湿をする必要があります。

逆に、エアコンのA/Cボタンを押したままにしていると車内の空気が必要以上に乾燥してしまうことがあります。目や喉を傷めていたり、乾燥に弱い人が乗車する場合など、除湿のしすぎにも注意したいですね。

走り始めが寒くて辛い人には後付けシートヒーターもオススメ

エンジンスターターで先に暖房をかけておくのが難しい場合は、ステアリングヒーター(ハンドルヒーター)やシートヒーターなどがオススメです。これなら、走り始めの車内でも凍えずに済みますね。

特に最近では、純正でシートヒーターのない車でも利用できる後付けタイプのシートヒーターが販売されています。

花粉の季節に試したいエアコンの使い方

©Shopping King Louie /stock.adobe.com

花粉症がひどいドライバーは、できるだけ車内に花粉を持ち込みたくないもの。外からの空気を取り入れる「外気導入」モードだと、外気と一緒に花粉が車内に入ってしまいます。

花粉を車内に入れないためには、内気循環モードでエアコンを使うのがおすすめです。

エアコンの「AUTO」がONになっていると、車が自動的に外気導入に切り替えてしまうことがあるため、花粉シーズンはオートエアコンをOFFにしておくのもおすすめです。

また、プラズマクラスターなどの車用の空気清浄機を併用するのもおすすめです。

車のエアコンのA/Cボタンは燃費と関係ない?

MOBY編集部では、猛暑日にA/Cボタンを押してエアコン(冷房)をつけた状態と、つけない状態で燃費に変化があるのか実際に検証してみました。

  • A/C+冷房をつけて走行した平均燃費→7.2km/L
  • どちらもつけずに走行した平均燃費→10.1km/L

燃費の差は約3.0km/L。つまり、夏場にA/Cボタンを押して冷房を使うと10~20%ほど燃費が悪化することが分かりました。

これは、高い温度の空気を冷媒で冷やす時、コンプレッサーの圧力がより必要となり、エンジンにかかる負荷が大きくなることが原因です。しかし、燃費が良くなるからといって車内でクーラーを切るのは熱中症の危険があります。気温によって適度に使用しましょう。

燃費が悪化しない冷房の適正温度は?

車の燃費が悪化しない冷房の適正温度は、日本車なら25℃、外車なら22℃とされています。注意したいのが、この温度よりもぬるくすれば燃費が良くなるわけではないということ。設定温度がこれより高くても低くても、燃費に与える影響はほぼ同じだそうです。

燃費が気になる人は、エアコンの設定温度を固定しておくとよいでしょう。

また、冷房の場合は、ある程度まで車内が涼しくなったら、内気循環に切り替えると効きがよくなると言われています。

暖房を付けても燃費が悪化しない!どうして?

冷房と違い、車の暖房は燃費への影響はほぼありません。 A/Cボタンを押さずに送風だけで暖房している場合は、さらに燃費への影響は小さくなりますので、暖房をつけずに我慢するのはやめましょう。

また、冬場は外気でエアコンの冷媒を効率よく冷やすことができるので、 A/CスイッチをONにしても、必要とするコンプレッサーの駆動動力も格段に小さくなります。コンプレッサー自体の能力も向上しているため、燃費の悪化も数%程度に抑えられると言われています。

【劣化を防ぐヒント】車のエアコンをいたわる使い方

車のエアコンには劣化を防ぐ使い方があります。寿命を延ばす冷房・暖房の使い方をおぼえることで無用なトラブルを防ぎ、余計な出費を防ぐことにもつながります。

エアコンオン時は低い回転数で

エアコンはなるべくエンジン回転数の低い状態でオンにしましょう。エンジン側とコンプレッサー側の回転差を少なくすることで電磁クラッチの劣化を防ぐことができます。

スポーツ走行時はエアコンオフ

エアコンコンプレッサーはエンジン回転数に比例して回転数が上昇します。過剰圧力を逃がす保護機能は備えるものの、高回転までエンジンを回すスポーツ走行時は、なるべくエアコンをオフにした方がコンプレッサーの保護につながります。

定期的に冷却水量をチェック

構造が単純な暖房に関してはできることは少ないのですが、オーバーヒートを防ぐ意味でもまめな冷却水のチェックをおすすめします。

冷却水とはエンジンを冷やす役割をもち、ラジエーター液やクーラント液などとも呼ばれます。徐々に蒸発してしまうため、定期的な点検が必要です。

A/Cをたまにオンに。使わないと故障する

エアコンコンプレッサーを長期間動かさないまま放置しておくと、可動部の潤滑剤が固着してしまう場合があります。その状態で無理に動かすと可動部に傷がつき、そこからエアコンガス漏れや可動部のガタに発展する恐れがあるためです。

そのためA/Cスイッチをたまにオンにして、エアコンコンプレッサーを定期的に稼働させた方が寿命は伸びる傾向にあります。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...
すべての画像を見る

画像ギャラリー

コメント

利用規約

関連する記事

関連キーワード