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車でつかえるハンズフリー機器おすすめ5選!設定方法や注意点を解説

車で使用可能なハンズフリー機器

ハンズフリー機器を使用すれば、電話機を手に持たずとも着信操作や通話、スマートフォンアプリによる音楽再生などが行えるようになります。

とくにBluetooth(ブルートゥース)無線通信を介したハンズフリー通話は面倒な配線作業も不要です。そのうえ、これらの機器を使用することでハンドルから手を離す時間や前方から視線を外す時間が最小限に抑えられます。

ハンズフリー対応カーナビ・オーディオ

車ハンズフリー カーナビ・カーオーディオ

Bluetooth対応のカーナビゲーションやカーオーディオは、簡単な設定を行うだけでスマートフォンと連携させてハンズフリー通話ができます。

音楽や電話相手の声は車載スピーカーから発せられ、マイクが本体に内蔵されたタイプのカーナビやオーディオなら、ハンズフリー通話をするにあたって機器を買い足す必要はありません。

しかしマイク別体型の場合は、ハンズフリー通話をするには外付けマイクが備わっている必要があります。

Bluetoothアダプタ

車ハンズフリー Bluetoothアダプタ

マイクが備わるBluetoothアダプタを使えば、Bluetooth機能が内蔵されていないカーナビゲーションやカーオーディオでもハンズフリー通話機能が使えます。

スマートフォンとアダプタをBluetoothで無線接続し、カーナビやオーディオとアダプタを所定の方法で接続することで相手の声が車載スピーカーから聞こえるようにでき、スマートフォンで再生した音楽などを車載スピーカーから流すことも可能です。

アダプタはカーナビやカーオーディオと有線接続して使うタイプと、ラジオ電波を介して接続するFMトランスミッターの2種類に分けられます。

Bluetoothイヤホン

車ハンズフリー Bluetoothイヤホン

Bluetoothイヤホンはスマートフォンと直接無線接続して使用するイヤホンです。その他の機器を介する必要がなく、スマートフォンとイヤホンさえあれば使えるため車外でも使用できます。

しかし運転中の使用では耳を塞ぐことになるため外部の音が聞こえにくくなるデメリットがあり、都道府県によっては運転中のイヤホンの装着自体が認められていない場合もあります。

そのため運転中に使うイヤホンは、比較的外の音が聞こえやすい開放型タイプや骨伝導が望ましいといえるでしょう。ただし、肩にかけて使うネックスピーカーなどは、耳を塞がずとも運転操作を妨げる恐れがあるため運転中の使用は推奨されていません。

ハンズフリー通話対応Bluetoothスピーカー

車ハンズフリー ハンズフリー通話対応Bluetoothスピーカー

マイクが内蔵されたハンズフリー通話対応のBluetoothスピーカーを車内に設置すれば、耳に機器を装着せずとも通話ができるため、運転中のイヤホンの装着が認められていない地域でも使用できます。

そのうえ、Bluetoothイヤホンと同じくスマートフォンとスピーカーを直接無線接続するためカーナビやオーディオがBluetoothに対応していない場合でもハンズフリー通話が可能です。

ただし、Bluetoothスピーカーを車内で使う場合はしっかりと固定されていることが必須条件です。また、選ぶスピーカーの大きさや乗っている車種によっては適切な位置に取り付けられず、会話が通りづらいなどの問題も発生しがちになります。

車用ハンズフリー機器おすすめ5選

‎TAXION ‎THF-04

‎THF-04はハンズフリー通話に特化したシンプルな設置型Bluetoothスピーカーです。本体裏面のクリップでサンバイザーに固定するほか、エアコン吹き出し口に取付けられる専用のマグネットホルダーも付属するため、使いやすい位置に設置できます。

注意を奪われることなく操作ができるよう本体には大きめのボタンが備わり、ボタンひとつでスピーカーの切り替えやスマートフォンの音声アシスタントにもアクセス可能です。LINE通話にも対応しており、最大2台の電話と接続できるため、仕事用とプライベート用の使い分けもできます。

内蔵バッテリーは満充電で約1ヵ月間に渡ってスタンバイ状態を維持し、約10時間の連続通話が可能です。車内の乗り込む際の振動を検知して電源が入り、Bluetooth接続が切れると3分後に電源が切れるためムダな電力消費を抑えられるうえ、残電力が少なくなると音声でも知らせてくれます。

NETVIP Bluetoothハンズフリーカースピーカー

NETVIPのBluetoothスピーカー豊富な機能が特徴です。LINE通話にも対応するハンズフリー通話機能はもちろん、音声アシスタントへのアクセスやの音楽再生に加え、MP3データが保存されたマイクロSDカードを挿入すればデジタルオーディオプレーヤーとしても使えます。

付属のクリップ付きステーで車のサンバイザーなどに取り付けて使用し、本体は磁石で固定されるため着脱しやすく、持ち運んで家庭やアウトドアでも使えます。2〜3時間の充電で最大10時間の連続稼働が可能であり、通話だけなら15〜17時間もの長時間使用が可能です。

GPSレシーバーが内蔵されているため、スマートフォンをカーナビとして使う方の補助に最適な高機能Bluetoothスピーカーといえるでしょう。

JVCケンウッド Victor HA-NP35T

HA-NP35Tは従来の開放型ではなく、一切耳を塞がない位置に装着できるBluetoothイヤホンです。指向性音響技術を用いることで、耳を塞がずとも高音質かつ音漏れが少ない使用感を実現したうえ、周囲の音も聞き取りやすいため運転中に使うイヤホンに向いています。

本体の表面は柔らかく長時間の装着でも不快に感じづらい設計であり、左右それぞれにマイクが備わるため左右のどちらか単体だけでも通話ができます。また本体にIPX4相当の防水機能が備わっており、表面に備わるタッチセンサーで多彩な操作が可能。音声アシスタントにも対応しています。

本体は満充電で7時間使用可能で、ケースには10時間分の電力が蓄えられます。ただしどれだけ周囲の音を聞き取りやすい優れたイヤホンであっても、都道府県によっては公安委員会遵守事項違反や安全運転義務違反に問われかねない点には注意が必要です。

SEIWA(セイワ) BTR100

日本の老舗カー用品メーカーであるセイワのBTR100は、有線接続タイプのBluetoothアダプタです。BTR100はカーナビやカーオーディオの外部入力に接続して高音質の音楽再生やハンズフリー通話ができる特徴があります。

本体は直径5cm程度と非常に小型であるため、指先と声が届きやすいステアリングコラムへの取付けも可能。取付方法は、車内の指先と声が届く箇所に金属製の台座を両面テープで貼り付けて、本体は裏面のマグネットで固定するだけです。

コンパクトであっても、ボタン操作ひとつで音量調整や着信操作、音声アシスタントへアクセスが可能。BTR100は配線の手間はかかるものの、有線接続の高音質を維持したままBluetooth機能を追加したい方におすすめの商品です。

JAPAN AVE.(ジャパンアベニュー) FMトランスミッター

ジャパンアベニューは、愛知県出身の創業者が立ち上げたカーエレクトロニクスブランドであり、同社のFMトランスミッターは独自のノイズ軽減技術による高音質なハンズフリー通話と音楽再生可能が特徴です。

マイクロSDカードに保存された音声データはWMAやFLACなど多彩なコーデックに対応するほか、スマートフォンとステレオミニプラグを介した有線接続も可能。本体にはUSB端子が3つ備わり急速充電にも対応します。

取付方法はシガーソケットに差し込むだけで、使用にあたって一切の配線は不要です。Amazon年間ランキングで4年連続第1位を獲得し、車に欲しい機能が過不足なく備わったこのFMトランスミッターは、配線作業が苦手な方や車に手を加えたくない方に最適な高機能Bluetoothアダプタといえるでしょう。

車でハンズフリー設定方法

1.スマホのBluetooth機能を「ON」に設定

まず、スマートフォンのBluetoothの設定をオンにします。操作方法は機種やOSバージョンによって異なるため、端末の取扱説明書を確認しながら設定しましょう。

アンドロイドでは「他のBluetoothデバイスには非表示」と表示されている場合、「周辺のすべてのBluetoothデバイスに表示」に設定しなければ他の機器から認識できないことに注意が必要です。

2.接続機器側でペアリング操作してスマホを認識

接続したい機器の電源を入れ、機器の取扱説明書で指定されたペアリング操作を行います。

カーナビと接続する場合は、画面メニューの「設定」などから「Bluetooth設定」を選択すると付近でBluetooth信号を発しているすべての機器名が表示され、画面が備わらないBluetooth機器との接続ではスマートフォン側に機器名が表示されます。

接続したい機器名が正しく表示されない場合は1.の操作からやり直しましょう。カーナビの機種によってはスマートフォンのBluetoothをオフにした状態から設定を開始するように指示されている場合があります。

3.Bluetooth接続・機器登録

カーナビおよびスマートフォンの画面に表示された機器名を選択することで機器同士の登録が行われます。

その際、機器によっては「PINナンバー」や「ペアリングコード」などと呼ばれる数桁の数字の入力が求められる場合があり、接続したい機器の画面や取扱説明書に記された認証コードを入力すれば機器登録は完了です。

機器の画面や取扱説明書に承認コードの記載がない場合は「0000」や「1234」などに設定されている場合があります。

4.ペアリング完了

認証されるとペアリング完了です。一度登録した機器は次回以降登録が不要となり、機器同士が接続可能な状態にあると自動的にペアリングされます。

スマートフォンおよびBluetooth機器のベアリング登録台数が上限に達している場合はペアリングができないため、機器に登録された接続情報を消去してから再び接続操作を行う必要があります。

車でハンズフリー機器を使用するときは運転に注意!

©yako /stock.adobe.com

2019年12月に改正された道路交通法で、運転中の携帯電話使用等の「ながら運転」が厳罰化され、カーナビ画面等の注視やスマートフォンなどの無線機器による通話の罰則が大きく引き上げられました。

ハンズフリー機器を使えば罰則の対象にはなりませんが、都道府県条例の違いや誤った機器の使い方をした場合には処罰の対象となる恐れがあります。また、ハンズフリー機器さえ使えば安全であるともいい切れません。

クラクションや緊急自動車のサイレン、警察官による指示など外の音が聞こえないほどの大音量での通話や音楽再生は「安全運転義務違反」に該当します。

また、条例によって運転中のイヤホンマイクを禁止してる都道府県では、Bluetoothイヤホンによるハンズフリー通話は外部の音が遮断されるものとして「公安委員会遵守事項違反」で罰せられる場合があります。

条件を満たした運転中のハンズフリー通話は認められているものの、会話や機器の操作によって生じた注意散漫が原因で起こった事故に際しては、ハンズフリー通話であったとしても「安全運転義務違反」が科せられます。

機器の操作はもちろん、込み入った電話内容になる場合はハンズフリー機器の使用に関わらず、安全な場所に停車して操作や通話を行うようにしましょう。

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執筆者プロフィール
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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