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アダプティブクルーズコントロールとは?利用の注意点など解説!

アダプティブ・クルーズ・コントロール搭載車種

トヨタ・プリウスなど

トヨタ プリウス 2015年

トヨタのクルーズコントロールは、トヨタの安全機能パッケージであるトヨタセーフティセンスPに含まれており、プリウスやランドクルーザーなどに搭載されています。

ミリ波レーダーと単眼カメラによって周囲の状況を検知し、車両だけでなく歩行者も認識します。
ミリ波レーダーで先行車との車間距離を検知し、設定速度(50km/h~100km/h)で車間距離を保ちながら走行します。

全車速追従機能ありの場合は、先行車の減速、停止に追従して減速、停止し、先行車が発進すると再び追従走行を再開します。
全車速追従機能がない場合は、30km/h以下の操縦はドライバーが手動で行います。

https://www.youtube.com/watch?v=NNgxJK1u-jw&feature=emb_title

ホンダ・アコードなど

ホンダ アコードツアラー 外装

ホンダの渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロールは、レジェンド、アコード、クラリティなどに搭載されています。
渋滞追従機能付きACCは、前走車の停止にあわせて停車し、走り出すと追従再開します。
アダプティブクルーズコントロールのみなら、オデッセイやステップワゴンなどにも搭載されています。

単眼カメラとミリ波レーダーにより歩行者や先行車両を認識し、設定した一定速度を保ちつつ先行車両との車間を制御します。
前方に割り込まれた場合も自動でブレーキをかけ、衝突の危険がある場合は警報でドライバーにブレーキ操作を促します。
ホンダのアダプティブクルーズコントロールは2002年ごろから開発されていましたが、2014年には渋滞追従機能付きACCへと進化しています。

https://www.youtube.com/watch?v=O0I3BCp6Yyo&feature=emb_title

マツダ・アクセラなど

マツダ アクセラ セダン XD 3代目

マツダの「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」(MRCC)はミリ波レーダーにより先行車との速度差や車間距離を測定し、自動で速度調整する機能です。
設定した速度内で車間距離や速度を調整しながら自動走行します。

また、近距離を高精度で検知できる近赤外線レーザーレーダーで衝突回避をサポートします。
レーンキープアシストシステムが、車線逸脱を予測してステアリングをアシストしてくれます。

MRCCはアクセラ、アテンザ、CX-3、CX-5などに搭載されています。

スバル・レヴォーグなど

スバル レヴォーグ 2015年型

スバルの安全パッケージ「アイサイト」には全車速追従機能付クルーズコントロールが含まれています。
0km/h~100km/hの車速域で先行車両に追従し、先行車が停止するとブレーキ操作で減速、停止、停止状態を保持します。

アクティブレーンキープ機能も付いているので車線も維持してくれます。

スバルのアイサイトver.3はレヴォーグ、レガシーシリーズ、S4、フォレスター、インプレッサ、XVなどに搭載されています。

メルセデスベンツ・Eクラスなど

メルセデスベンツの車にはディストロニックプラスという先行車追従機能が搭載されています。
0-200km/hの範囲で先行車を認識して車間距離を維持し、状況に応じてスロットルやブレーキを自動調整します。
ディストロニックプラスはレーダーセーフティパッケージに含まれています。

ステアリングアシスト機能も搭載されており、レーダーセンサーとステレオマルチパーパスカメラにより車線を維持しながらステアリングをアシストします。
さらにアクティブレーンキーピングアシストにより車線を逸脱した場合にブレーキを制御し車線内に戻そうとします。

ディストロニックプラスはベンツのほとんどのクラスに搭載されています。

ボルボ・V60など

ボルボV60

三点式シートベルトや完全停止するオートブレーキなど、安全性能の先端を切り開いてきたボルボ。
ボルボのアダプティブクルーズコントロールシステムは、前方車両との車間距離を保ちつつ一定速度を維持し、車速が30km/h未満の場合は渋滞アシスト機能が作動します。
渋滞アシスタント機能は、追従する車の変更や、30km/h未満の走行時や停止時のサポートを行います。

走行時は0-200km/hの範囲で追従走行を行いますが、停車時間が3秒より長くなる場合はスタンバイモードとなります。
スタンバイ状態からは、ステアリングホイールのボタンを押すか、アクセルを踏み込む事でクルーズコントロールの追従走行を再開します。

ボルボのアダプティブクルーズコントロールはVシリーズやXCシリーズ、Sシリーズなどに搭載されています。

アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)を利用する場合も注意を怠らないようにしましょう

©lzf/stock.adobe.com

運転者の負担を減らし、燃費にも良いなど、便利なアダプティブ・クルーズ・コントロールですが、常に万全ではありません。
あくまでドライバーをサポートしてくれるシステムなので、任せきりにせず、しっかりと注意して利用してください。

自動運転は今後もさらに進化していく分野ですので、今後の発展が楽しみですね。

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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