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高速道路で故障したら車内待機は危険!? 路肩停車後に命を守る正しい避難方法とは
高速道路を走行中、突然の故障やパンクに見舞われ、やむを得ず路肩に車を停める事態は誰にでも起こり得るトラブルです。
一般道とは異なる環境の高速道路では、正しい避難手順を把握していないと大きな事故につながるおそれがありますが、高速道路で故障し路肩に停車した場合、車内と車外のどちらで待機するのが正しいのでしょうか。
合図を出してガードレールの外へ避難することが重要!

高速道路を走行中、突然の故障やパンクなどの車両トラブルに見舞われてやむを得ず路肩に車を停める事態は、誰にでも起こり得るトラブルといえます。
そんななか、高速道路上で車が停止した際にもっとも警戒しなければならないのが、後続車に追突される「二次的交通事故」の発生です。
停止中の車両や人に後続車が追突する二次的交通事故は、通常の交通事故に比べて致死率が高くなる傾向にあるとされています。
特に、一般道とは異なる環境の高速道路では正しい避難手順を把握していないと二次的交通事故へとつながるおそれが高いといえます。
では、高速道路で車が故障して路肩に停止したあと、命を守るためには車内と車外のどちらで待機すればよいのでしょうか。
まず、後続車に対して自車が前方に停止していることを知らせるためにハザードランプを点灯させたのち、同乗者がいる場合は後方から車が来ていないか安全を確認したうえで、車内には残らず速やかにガードレールの外側などの安全な場所へ避難させることが大切です。
橋の上やトンネルの中など、ガードレールの外に避難できない場所では車の後方にある非常電話の設置場所など、安全が確保された場所へ移動することが望ましいとされています。
その後、ドライバーは後続車の動きに注意しながら発炎筒を使用し、停止表示板を車の後方50メートル以上離れた場所に設置しましょう。
また、道路交通法第75条の11では高速道路上で車を停止させる場合、停止表示器材を後方から進行してくる車のドライバーに見やすい位置に置くことなどが義務付けられています。
そのため、これに違反して表示を怠ると「故障車両表示義務違反」に問われ、普通車の場合で反則金6000円と違反点数1点が科せられます。
そして合図を出したあとはドライバーも車内には戻らず、ただちにガードレールの外側などの安全な場所へ避難する必要がありますが、これらの合図をおこなう際も本線上には絶対に出ず、ガードレールの外側や路肩の端を歩いて後方へ移動しなければなりません。
避難したあとは、携帯電話から110番や道路緊急ダイヤルに連絡するか、非常電話を使用して状況を通報するというのが、一連の流れとなります。
車道に出たり無表示で停車したりすることは避ける

避難の正しい手順を理解することにくわえて、高速道路上でやってはいけない行動を知っておくことも安全確保には重要になります。
そのひとつが、本線や路肩を歩き回ったり車道に出たりして車の故障箇所を確認することです。
また、ハザードランプを点灯させず停止表示板も置かずに無灯火のまま停車することも、二次的交通事故の発生リスクを高める要因となります。
高速道路では前方の車も動いているという前提で運転しているドライバーが大多数を占め、停止している車に対する認識が遅れがちになるため、後続車は前方に車が停まっていることに気づくのが遅れ、ブレーキが間に合わずにそのまま追突してしまうおそれがあります。
さらに、安全確認を怠ったまま右側のドアを大きく開けて降車する行為も、避けなければなりません。
過去にはドアを開けた瞬間に後方から走ってきた車と接触する交通事故も発生しているため、降車する際は本線から遠い左側のドアから降りるなどの配慮が求められるというわけです。
まとめ
なお、もし追い越し車線など道路の右側で車が動かなくなってしまった場合は、さらに慎重な状況判断が必要となります。
無理に道路を横断して左側の路肩へ避難しようとすると、走行してくる車にはねられる危険性が高まるため、そのような場合は状況を確認したうえで中央分離帯側の安全な場所へ避難し、本線に出ることなく通報をおこないましょう。
どのような状況であっても、高速道路の本線上は常に車が猛スピードで走り続けている空間であるという認識を忘れてはいけません。
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