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【ディーゼルエンジンオイル交換】費用や交換時期、オイルの選び方まで徹底解説
目次
ディーゼル用エンジンオイルのおすすめ3選
マツダ ディーゼルエクストラ SKYACTIV-D 0W30 20L
マツダから販売された、SKYACTIV-D専用のエンジンオイルです。クリーンディーゼル車の普及に一役買ったマツダ車ですが、エンジンオイルも専用のものを販売しています。高温高圧の環境下で着火される軽油を清浄する性能が高く、低温時の粘度が低いため、燃費も向上します。
TOYOTA キャッスル ディーゼルエンジンオイル DL-1 5W-30
トヨタ自動車から販売されているディーゼル専用オイルです。お値段もお手頃価格となっています。
ハイエースなどたくさんのエンジンオイルを使用する車には、経済的にもおすすめです。
JXエネルギー ディーゼル DH-2/CF-4 (DH-2/CF-4 DPF対応ディーゼルエンジン油 ) 20Lペール缶
ENEOSから販売される、JASO規格がDH(大型車用)、かつ、最高ランクCF-4のディーゼル用エンジンオイルです。DPFの装着の有無に関わらず、適用可能となっています。高品質であり、経済的でもある商品です。
ディーゼルエンジンオイルの交換時期
ガソリン車と同じ5000㎞ごとでOK
ディーゼル用エンジンオイルの交換時期はガソリン車と同様の5000㎞ごとで構いません。オイルフィルターは1万kmごとの交換です。
交換時期に関しては、ディーゼルエンジンの方が汚れづらいからガソリン車よりも早めの方がよいという意見もあります。確かに、ディーゼルエンジンは圧縮圧力の高さ、そして直噴という特性上、エンジンオイルは汚れやすい、つまりゴミを含みやすいという特徴があります。
もちろん、早めに交換する方がエンジンへのダメージは少なくなるでしょう。しかし、交換頻度を上げるということは、維持費の向上、そして手間が増えてしまうデメリットがでてきます。
無理な交換時期を設定することで、結局、思ったようなタイミングで交換できなかったとならないように、この記事ではガソリン車と同じ交換時期をおすすめします。
交換時期がガソリン車と同じであっても、ディーゼルエンジンは簡単には壊れません。大切なのは、定期的にきちんと交換すること。
無理な設定をするよりも、現実的に通える頻度を設定しておきましょう。
オイル量が増えることがあるが異常ではない
ディーゼルエンジンはオイル量が増えることがあります。理由は、直噴を採用しているからです。
直噴とは、燃料を燃焼室に直接吹き付ける構造です。そのため、エンジンオイルと混ざりやすくなります。
結果的に、爆発によって燃焼しきれなかった燃料が、エンジンオイル内に取り込まれ、エンジンオイルが増えたように見えてしまうのです。ディーゼル車の場合、エンジンオイルが多少増えている現象は異常ではありません。
減っている場合はオイル下がりやオイル上がりが考えられる
エンジンオイルが減っている場合、オイル下がりやオイル上がりが考えられます。その他にオイル漏れなども考えられるでしょう。
オイル上がりやオイル下がりとは、オイルが燃焼室に入り込み、爆発と同時に燃焼してしまう現象です。オイルが燃焼してしまうことで、エンジンオイルが減ることがあります。
このような場合、パッキンやオイルリングを交換しないと原因は解決できません。
多少、減っている程度であれば、様子を見ながら乗り続けることも可能ですが、放置しても直ることはないのでその点だけ注意しましょう。乗り続けたいのであれば、費用やタイミングを見計らいながら、修理をおすすめします。
まとめ
ディーゼル用のエンジンオイルは、ガソリン用のエンジンオイルとは性能が少し違います。添加剤の種類であったり、粘度の違いなどが挙げられます。
仮に、ディーゼル車にガソリン用のエンジンオイルを入れたとしても、すぐに壊れることはありません。しかし、長期的にみるとトラブルの原因となってしまうので注意が必要です。
オイル規格もディーゼル用とガソリン用では違いがあり、ディーゼルエンジンは欧州車で多く採用されていることから、欧州用のオイル規格も存在します。
そして、ディーゼル車は使われているエンジンオイルの量が多いことから、交換費用が高くなる傾向にあります。このように、ディーゼル用のエンジンオイルは、ディーゼルエンジンの特徴に沿って作られていることがわかるのではないでしょうか。
日本車でディーゼル車は少ないものの、もしディーゼル車に乗っているのであれば、エンジンの特徴を知り適切なメンテナンスを心がけましょう。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 カー用品チーム