更新
狭い道路で動けなくなったらどうする?通れない原因は?【くるまTips】
運転中に、道が狭くて身動きが取れなくなった経験はありませんか?
本記事では、狭い道で動けなくなる理由や、どうすれば狭い道を回避できるのかを解説します。
最後まで読んで、狭い道でもスムーズに走れる技術を身につけましょう!
狭い道で通れなくなる理由
そもそも、どのような道で通れなくなってしまうのでしょうか。特徴的な狭い道の例を見ていきましょう。
1.電柱や駐車車両などの障害物がある
道の幅に関係なく、電柱が車道上に多く立てられている道路は道幅が狭くなり、動けなくなる可能性があります。
道路脇に駐車車両が止まっている場合も、道が狭くなって通れなくなってしまう可能性があります。
2.車の大きさを把握していない
乗っている車の幅を把握していないと、狭い道では通れなくなってしまうかもしれません。
狭い道には、車幅が何メートルまでの車なら通れます、という警告が掲げられていることがあります。
おおまかでいいので、自分の車の車幅は何メートルくらいなのか調べておきましょう。
狭い道にある共通点
共通点1「住宅街・商店街」
住宅街は生活道路とも呼ばれ、大きい車の通行を想定していないことがあります。そのため、幅の狭い道が多いです。
また、商店街は車の通行を想定していないことがあります。車が通れたとしても、歩行者や自転車などの通行も多く、時間帯によって車の通行を規制している道もあります。
住宅街や商店街には電柱がたくさん立てられていることもあり、急に狭くなり、注意が必要なこともあります。
共通点2「直角な曲がり角」
住宅街や工場の裏通りなどによくあるのが、直角な曲がり角です。
直角な曲がり角などは、住宅の外壁なども立っていて見通しも悪く、狭くなっていることが多いです。
共通点3「工事現場」
道路上で不定期に行われている道路工事。いつものように走っていると、突然工事をしていて道が狭い!ということがあるかもしれません。
工事現場を事前に把握するのは難しいかもしれません。工事現場の手間に「この先工事中」という看板が立てられていることがありますので、もし道路工事に気付いたら早めに迂回するなどの処置をとりましょう。
狭い道で動けなくなった時の対処法4つ
狭い道で動けなくなった時の対処法を、やるべき順番に4つご紹介します。
1.降りて周囲を確認する
まず最初にすることは、車から降りて周囲を確認することです。どのくらいスペースが空いているのかを確認してみましょう。
降りてみたら意外と広かった、なんてこともあります。
ただ、交通量が多い道では、車から降りること自体難しいこともあります。状況によっては危険をともなうので、降車する際は周囲の安全を確認してください。
2.バックする
降りてみて広かった場合は、そのままゆっくり通過すれば事なきを得ます。もし狭くてこの先が通れないのであれば、後方を確認しながらゆっくりバックしてください。
横にそれた方が道が広いという場合は、右折もしくは左折して広い道路に入ってください。
近くに広い道路がなければ、広い駐車場などのスペースまでバックで戻ってください。広いスペースまで戻れれば、旋回して引き返すといった対策がとれます。
3.バックできないときは最徐行で進む
後方の様子が分からないとか、後ろから車が来てしまったという場合はバックできません。そのときには、周囲に注意しながら、ゆっくり前進します。
もし、その先に広いスペースがあれば、そこまでゆっくり移動して、来た道を戻るなどの対処をしてください。
4.近くの人に協力を求める
狭い道で動けなくなって自分一人ではどうにもならい、となってしまった場合は、近くを歩いている人か、もしくは付近の住民に協力を求めてください。
具体的には、協力者に車の近くに立ってもらい、車が壁や電柱にぶつからないか誘導してもらうのです。
もし地元の人であれば、これくらいの車なら通れる、通れないということがすぐに分かるかもしれません。
運が良ければ、この先はさらに狭くなるのか、それとも広くなって通りやすくなるのか、はたまた行き止まりなのかといった情報も教えてくれるかもしれません。
狭い道を回避する5つの方法
狭い道で動けなくなってしまわないようにすることは、そんなに難しいことではありません。狭い道を回避する5つの方法を紹介します。
1.事前に標識や看板をチェック
ここから先の道が狭くなっているような場所には、標識が立てられていることがあります。その標識をチェックしておきましょう。
狭い道すべてに標識や看板があるわけではありませんが、事前に標識を確認しておけば、動けなくなってしまうことは少ないでしょう。標識は見落とさないように日頃から心がけてください。
2.車線が広い道路を選ぶ
車線が広い道は、走っていて急に道が狭くなるという可能性が低いです。なぜなら、車線が広いということは、その地域の重要な交通網であることが多いからです。
車線が広い道路は、物流や地域経済の中心的な役割を担っているという側面もあります。
3.交通量の多い道路を選ぶ
交通量の多い道路は、前述の「車線が広い道路を選ぶ」と同じような役割があります。交通量の多い道路であれば、それだけたくさんの車が行き来しているわけです。
例外もありますが、交通量の多さと道幅の広さは比例すると言われています。
4.知らない道路は走らない
走ったことのない、知らない道は、迷う可能性が高まります。狭い道に入り込んでしまう可能性も高くなるのです。
少しくらい遠回りになったとしても、知らない道はできるだけ避けて、知っている道、走ったことのある道を走るようにしましょう。
5.ナビや地図で確認する
もし、どうしても知らない道を走らなければならないというときは、事前にカーナビや地図で車が通れるかを確認しておきましょう。
地図で見ただけでは分からない、という人もいるかもしれませんが、カーナビや地図には、道路の詳細が記してあります。
一方通行であったり、ここから先が行き止まりかどうかくらいは把握することが可能です。
狭い道は事前のチェックがポイント
車を走らせていると、狭い道を避けられないこともあります。その場合は、自分の車が通行できるだけの道幅があるのかを事前に車幅や地図などで確認してください。
さらに、電柱がたくさん立てられている道路ではないのか。普段から駐車車両がたくさん止まっているような道路ではないのか。狭い道であることを標識や看板が示していないのか。できる範囲でいいので、事前に確認しておきましょう。
もし、それでも狭い道で動けなくなってしまったら、今回紹介したような対処法で乗り切ってください。
くるまTipsの記事一覧はこちらから
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部 明星めてお
- 1988年生まれ。幼少期父親が保有していた車がSUBARUのLEGACYだったこともあり、後継車であるLEVORGをファーストカーとして購入。基本的にはSUBARU車が好き。仲間とゴルフ、ラーメン屋巡りが楽しみ。行ったことの...