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車の運転が苦手&怖い人が克服するべき4つのポイント【くるまTips】

普段から電車で移動していても、仕事や密を避けるために車に乗らなければならないこともあります。

とはいえ、久しぶりだと車の運転に不安や恐怖を感じてしまう人も多いのではないでしょうか。運転に慣れていないペーパードライバーの人に対しての、苦手意識や恐怖心を取り払えるポイントを解説していきます。

運転が苦手&怖い人の特徴3選

1.あせってしまう

運転中でなくても、普段からあせってしまう人は、運転に苦手意識を持ちやすいと言われています。普段の生活においても、あせらずに過ごせるように意識していきましょう。

2.注意散漫になりがち

運転に集中できない人も、運転に不安や恐怖を感じてしまいがちです。運転中はとっさに対応しなければならないことも多いので、注意散漫にならないよう心がけることが重要。

とはいえ、集中しすぎて周りが見えなくても危険です。ほどよく集中することが重要です。

3.初心者&運転そのものに慣れていない

免許を取得したばかりの初心者や、運転そのものに慣れていない人も運転に対して苦手意識や恐怖を感じやすいものです。

これは時間が解決してくれることではありますが、積極的に慣れるための努力をしていきましょう。

運転が怖い人が克服するべき4つのポイント

1.速度に慣れよう

人生で初めてハンドルを握ったとき、一番何が怖いかを聞くと、ほとんどの人が「速くて怖い」と答えます。つまり、速度そのものに恐怖を感じているのです。

初心者はスピードが出せずノロノロと走ってしまうのはそのため。ある程度スピードが出せるようになると、恐怖心はだいぶ少なくなっていきます。

2.操作に自信を持とう

車についているレバーやスイッチの意味をうろ覚えだと、いざというときに不安になることがあります。

停車している状態の車の運転席に座り、手の届く範囲にある装置の役割を把握しましょう。操作したことで危険になる可能性がある機能はアクセルとシフトレバー程度です。

最低限知っておけば、走行中でも安心して操作できるようになります。

3.環境の変化に適応しよう

一般道から高速道へ行ったり、都会から田舎へ行ったり、昼から夜になったり、突然雨が降ったり。公道で運転する際はこうした環境の変化が絶えず起き続けます。

周囲の環境の変化を少し意識しておくだけで、落ち着いた運転が可能になります。

4.ルールをおさらいしよう

免許取得時に必ず習う交通ルールですが、久しぶりに運転すると忘れていることもあるでしょう。

もし、交通ルールに自信がないようであれば、運転前に教本やネットでもいいので、軽くおさらいをしておきましょう。

運転が怖くなくなるための解消法5選

©zinkevych/stock.adobe.com

ここからは、どのようにすれば不安や恐怖を感じずに安心して運転できるのか、具体的に解説していきます。

1.とりあえず10~30kmくらい走る

これを言うと、元も子もないと思うかもしれませんが、不安や恐怖に対する一番の特効薬は「走る」ということに尽きます。経験を積むことに勝ることはありません。

ただし、走る距離が問題です。あまりにも長距離だと疲れてしまうので、長い距離を走ったとしても10~30km程度の走行距離を目安にしてください。

例えば、隣町まで往復してみる。東京から横浜(片道)まで走ってみる。近所のスーパーまで往復してみる。このように、負担にならない程度に走ってみましょう。いつの間にか不安や恐怖が和らいでいるはずです。

2.確実なアクセル&ブレーキ操作を身につける

上記でも触れましたが、速度に慣れることは重要です。特に、走ることに慣れたら、アクセルを軽く押し込んで徐々に速度を上げてみてください。

一般的な目安は50~60km/h程度ですが、道路標識で指定されている法定速度を遵守するようにしましょう。

そして、後方を確認しながら、急な操作にならない程度にブレーキを少しずつかけてみる。こうすることで、どのくらいブレーキをかければ、どのくらい減速できるのかが分かるはずです。

これらを繰り返すことで、アクセルを踏んで加速すること、ブレーキを踏んで減速すること、この運転における2大操作が確実に身につきます。自分で車をコントロールしているという意識が持てるようになります。

3.ミラーを見て車幅感覚を身につける

道路の幅は道によって様々です。最初は広めの幹線道路などで道路の幅と車の幅を意識しながら走行してみましょう。

その際、時々左のミラーを見るようにすれば、道路に対して車の幅がどれくらいなのか、感覚がつかみやすくなります。

徐々に感覚をつかんだら、少しずつ狭い道も走行してみましょう。いきなり狭い道を走行するとタイヤが道路外(路肩)に出てしまうことがあり危険なので、広い道路から始めてください。

4.「かもしれない」で危険を予測する

無事故無違反を貫き通しているベテランドライバーこそ、常に危険を予測しながら運転していると言われています。

運転中は何が起こるか分かりません。常に危険を頭に入れておかないと、とっさに対応できなくなってしまいます。

路地から誰か飛び出してくるのではないか?青信号で発進しても本当に他の車が飛び出してくることはないのか?

突発的なことが起きてもブレーキをかけたり、ハンドルを切ったりして事故を未然に防げるのです。日頃から危険を予測しながら運転するように心がけましょう。

5.車のドライバーサポート機能を使う

最近の車には、ドライバーの運転をサポートする様々な技術や機能が搭載されています。

例えば、車庫入れ時に後方をカメラで映し出し死角を減らすバックモニター。前方の車が急停車した際、追突を防止するために発動される自動ブレーキサポート機能。

こうした機能を有効活用すれば、不安な気持ちを和らげてくれるはずです。

乗車する前にどのような機能が備わっているのか把握して、これら安全サポート技術を積極的に活用していきましょう。

ただし、絶対に安全とは言えません。あくまでも運転をサポートするためのものなので、頼りすぎは禁物です。

どうしても運転しなければいけない場合であっても、今回読んでいただいた内容を参考にして不安や恐怖の少ない、安全で快適なドライブを楽しんでください。

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執筆者プロフィール
室井大和
室井大和
1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...

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