【車のクイズ】実は全部違う！個性的なドアの名称、分かりますか？

車のドアは様々な名前がある！

ほぼすべての自動車には、人が車内に乗り込むためのドアが設けられています。

画像のような開き方をするサイドドアは「ヒンジドア」と呼ばれていて、現在販売されている車種では最も一般的なタイプです。ミニバンなどは後部座席に「スライドドア」を採用していることが多いです。

ヒンジドアやスライドドアという言葉は、車好きでなくても聞いたことがあるかと思います。しかし、今回出題するのは高級車やスーパーカーなどを中心に見られる個性的なドアばかり。一見同じに見えるかもしれませんが、実はしっかり名前がつけられているのです。

あなたは何問分かりますか？是非チャレンジしてください！

【車のクイズ】このコンセプトカーが持つ「ハンパない機能」分かりますか？

第1問：ランボルギーニ カウンタック

1. バタフライドア
2. ラプタードア
3. シザーズドア

第2問：トヨタ セラ

1. ガルウィングドア
2. ウィングドア
3. バタフライドア

第3問：ケーニグセグ レゲーラ

1. ラプタードア
2. ロールドア
3. シザーズドア

第4問：メルセデス・ベンツ 300SL

1. バタフライドア
2. ガルウィングドア
3. ラプタードア

各設問の回答はこちら

設問	解答	ドア名称
第1問	3	シザードア
第2問	3	バタフライドア
第3問	1	ラプタードア
第4問	2	ガルウィングドア

第1問：ランボルギーニ カウンタック

第1問の正解は3番の「シザーズドア」です。

1点を中心に斜め前方に開く様がシザーズ（ハサミ）に見えることから、こういった名称になりました。Aピラー底部にある車体と、垂直方向に開く1つのヒンジによって開閉・固定しています。

世界で初めて採用したのはイタリアの自動車メーカー、アルファ・ロメオのカラボという車種ですが、市販車では画像のランボルギーニ カウンタックが初となります。

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第2問：トヨタ セラ

第2問の正解は3番の「バタフライドア」です。

バタフライドアはAピラーに沿って2つ以上のヒンジがあり、車体の上方外側へと開きます。名前はドアを開いたときにバタフライ（蝶）にみえることが由来です。

第1問のシザーズドアとの違いは、ドアを開いたときの角度。シザーズドアが地面と垂直の方向を向いているのに対し、バタフライドアはやや水平になります。

画像のトヨタ セラは国内では珍しいバタフライドア採用車。他にはフェラーリのラ・フェラーリやマクラーレン 720Sなどが採用しています。

第3問：ケーニグセグ レゲーラ

第3問の正解は1番の「ラプタードア」です。

おそらく今回の問題で最も聞き馴染みのないものではないでしょうか。それもそのはず、これを採用するのはスウェーデンの自動車メーカー「ケーニグセグ」のみ。正式名称は「ディヘドラル・シンクロ・ヘリックス・アクチュエーション・ドア」といいます。

ラプタードアの開き方は2段階で、一旦ドアが外側へ開いた後、上下にドアが回転して開きます。

採用車種はすべてケーニグセグ車で、画像のレゲーラのほか、ジェスコやジェメラなどでみることができます。流通量が少ないので街で見かけることはめったにありません。

第4問：メルセデス・ベンツ 300SL

第4問の正解は2番の「ガルウィングドア」。今回紹介したドアの中では最も知られているタイプです。

シーガル（カモメ）が翼を広げた形状をしていることから、ガルウィングと名付けられました。

メルセデスベンツ 300SLが初めて採用しましたが、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の劇中車として知られるデロリアン DMC-12に採用されていることでも有名。日本車ではマツダ オートザムAZ-1という軽自動車に用いられました。

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