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今日も降雹(ひょう)の恐れ…車ボコボコは車両保険で対応可能?等級ダウンは?

雹被害は車両保険で対応可能?

©Andrey Solovev/stock.adobe.com

2022年6月3日、群馬県など北関東周辺の広範囲にわたり雹(ひょう)の被害がありました。

雹は積乱雲から降ってくる氷塊で、大きさは直径5mmほど。大きいものになるとゴルフボールほどのサイズになることもあります。最終的な速度は直径2cmの雹粒で秒速16m、5cmで秒速33m(時速120km)にも到達。当然人間に当たれば最悪の場合死に至るほどの危険性があります。

しかし、雹被害を受けるのは人間だけではありません。住宅などの建築物のほか、自動車もその対象です。所有する車両が雹被害に遭った際、車両保険に加入していれば保険が適用できます。

雹被害に遭った車両は保険が適用できる

©robypangy/stock.adobe.com

多くの車両保険は「一般型」と「エコノミー型」に分かれていますが(呼称は保険会社によって異なります)、雹はそのどちらでも補償範囲内に設定されています。

なお、雹は「飛来中の他物との衝突」という扱いになり、飛び石と同じものになります。保険を適用すると1等級ダウンとなります。

保険会社によって詳細な補償内容などが異なる可能性があるので、ご自身の加入する車両保険を確認しておきましょう。

飛び石の被害に遭った際の対応についてはこちら

雹以外に車両保険で補償できる自然災害

車両保険によって保証できる自然災害は雹だけではありません。

雹のように車両保険で補償できるものとして、台風、竜巻、洪水、高潮、落雷、隕石、山火事(火災扱い)があります。

これに対して、地震や噴火、津波などの被害は車両保険による補償が受けられないので覚えておきましょう。

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車両保険に未加入のドライバーも多い

すべての車両に加入が義務付けられている自賠責保険と異なり、自動車保険(任意保険)の加入は任意です。そのため、自動車保険に加入していないドライバーも少なからず存在します。

損害保険料率算出機構の『自動車保険の概況(2021年)』によると、車両保険に加入しているのは全国平均で46.2%。実に自動車を所有する方の半数以上が車両保険に加入していないことが分かります。

そのため、雹の被害があった日やその翌日などでが、「車両保険に入っておけばよかった」と嘆く声がネット上で見られます。

こういったもしもの時に備え、車両保険を始めとする任意保険にはなるべく加入しておくことをおすすめします。

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MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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