更新
Jackeryポータブル電源1000Pro新発売!小型・軽量で充電も速い!車中泊にもピッタリ!
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
去る9月15日、Jackery Japan(以下、ジャクリ)から新しいポータブル電源「Jackeryポータブル電源1000Pro」が新発売。
発売日に合わせてメディア向けの「Jackery 新製品体験会」が開催されたので、新製品の特長について、いろいろと見て、お話しも伺ってきました。
出力1000W。重さは11.5kg。
持ち手が付いているので、運びやすい。
家庭用コンセントで、1.8時間で満充電!
ソーラーパネルと組み合わせると、停電時や電気の来ていない場所でも困らずに充電できる!
車中泊以外でもいろんなシーンで使えて1台あると便利!
さらにさらに……。
くわしく紹介していきます!
目次
Jackeryポータブル電源1000Proとは?
あらためてですが、ポータブル電源というのは、持ち運びできるバッテリーに家庭用のコンセントやUSB端子が付いた電源装置のことです。
電気の来ていないキャンプ場やエンジンを切っている車内でも、ポータブル電源があれば家電を使ったり、スマホやパソコンをつないだりできて便利。
車中泊時の車内の電源として、また昨今の自然災害が増えている状況での非常用電源として注目されていて、各社から様々な製品が発売されています。
ジャクリは世界累計販売台数200万台を突破、ニューヨークタイムスやフォーブスなどの有名メディア・団体100社以上から推奨されているというポータブル電源メーカーとしてメジャーどころのひとつ。
新発売の「Jackeryポータブル電源1000Pro」(以下、1000Pro)は、これまでにあった「Jackeryポータブル電源1000」のリニューアルモデルです。
バッテリーセルはリチウムイオン電池(定格容量1,002Wh)を採用。
1000Proは前モデルの1000に比べて、充電時間を大幅短縮。
AC(家庭用コンセント)充電で7.5時間→1.8時間。
USBポートが1つ増えて、接続できるソーラーパネルも2枚から4枚に。
充電できる回数は500回から1000回に倍増。
1000にはなかったLEDライトが付いて、保証も最長で3年だったのが5年に延びています。
■Jackeryポータブル電源1000Proの特長■
●さらなる安全性の向上。
EV・新車載用レベルバッテリーマネジメントシステム(BMS)搭載。
米国最高水準の難燃性規格であるUL安全基準にも適合した安全設計。
強い振動に耐えられる耐振動デザインを採用。
●充電が速い!
別売りの「Jackery SolarSaga 200」を4枚使用時のソーラーパネル充電、AC(家庭用コンセント)充電ともに最速1.8時間でフル充電が可能。
●軽量化!
市販の同クラスのポータブル電源に比べて軽量化を実現。11.5kg!
●充電回数、大幅増。
前モデルは500サイクル。1000Pro は1000サイクルの長寿命。つまり1000回充電して使用可能です。
●静粛性も抜群。
もともと静粛性が高いのがポータブル電源の特長ですが、1000Proは冷却用ファンの音も静かな設計となっています。
どんな家電をどのくらい稼働できるのか
Jackeryポータブル電源1000Proは定格出力が1002Whですと言われても、実際にどんな家電がどのくらいの時間使えるのか。
ピンとくる人は少ないと思います。
そこで、ジャクリの資料を基に具体的な例をいくつか挙げてみましょう。
まず何はなくともなスマートフォン(スマホ、消費電力最大18W)だと、満充電の1000Proで約55回。
パソコン(消費電力80W)は約12回充電可能。
60Wの車載冷蔵庫なら約66時間、40~50Wの電気毛布は約34時間。
大きな電力が必要なヘアアイロン(200~500W)でも約11時間連続で使えます。
ヘアアイロンをそんなに長く続けて使う人はいないと思いますが、けっこう電気を食う家電でもかなりの時間使えるという目安になると思います。
車中泊やキャンプ、非常用電源として使うならソーラーパネル「Jackery SolarSaga 80」とセットで!
今回Jackeryポータブル電源1000Proと同時に新発売されたのがソーラーパネル「Jackery SolarSaga 80」。
以前からあるJackery SolarSaga 200よりひと回り小型になっています。
最大出力80W、定格電圧22V、本体重量は5.1kg。
サイズは縦906mm、横528mm、奥行27mm。
折り畳みはできません。
片手で持ってみましたが、感覚的にはノートPCや財布、資料、ハードカバーの本2冊、デジカメを入れた自分のリュックとそんなに変わらない重さ。
持ち運びに困らない印象でした。
新発売のSolarSaga 80はパネルの表面だけでなく裏面でも発電できるようになっています。これにより従来のソーラーパネルよりも25%発電効率がアップ。
裏面にどうやって太陽光を当てるかというと、SolarSaga 80に付属のケースの内側がレフ版(光を反射するように銀色に加工)となっていて、反射光を受けるようにしています。
車中泊やキャンプでAC電源が来ていない場所の場合、1000Proとソーラーパネル「Jackery SolarSaga 80」をセットで使えば、バッテリー切れの心配がありません。
「Jackery 新製品体験会」では1000Proの様々な使用シーンを展示。
9月15日に行われた「Jackery 新製品体験会」は「体験会」と銘打っているだけあって、車中泊やキャンプ、停電時のペット防災使用など、具体的な使用例を展示していました。
↑上の画像は実際にバンキャンプをしている方の車中泊仕様車で使っている例。
IHコンロや車載用冷蔵庫、ランタン、タブレットをつないでいました。
「これまで300Wのポータブル電源を使っていましたが、1000Wあると充電がなくなるかもという心配が減り、心の余裕ができます」(車両所有者のヘンミマオさん談)とのことでした。
また、Jackeryポータブル電源1000Proはコンパクトなので、狭い車内に置いていても圧迫感がなかったことも付け加えておきます。
1000proは持ち運びが容易なので、キャンプでも活躍。
車中泊仕様車に積んできた電化製品を車外に持ち出してそのまま使えます。
自宅によくありそうなダイニングテーブルの上に置いても場所を取りません。
万が一の停電時でも普段と同じように家電が使えるというのは安心につながりますね。
急な停電時には人も大変ですが、ペットも大変。
熱帯魚などを飼っていると空気を送れません。
そんなときにもJackeryポータブル電源1000Proがあればしばらくは大丈夫です。
まとめ
Jackery Japanマーケティング担当の平松孝太さんによると、Jackeryポータブル電源1000ProとJackery SolarSaga 80を正式発売する前に先行予約を受け付けたところ、とても好評で初期ロット分はすでに完売とのこと。
9月15日以降の購入者には10月下旬から順次発送となるそうです。
Jackeryポータブル電源1000Proは単体で149,800円(税込)。
車中泊のためだけでなく、もしもの時の非常用電源も兼ねると考えたらリーズナブルではないでしょうか。
※Jackery Japan公式サイトはこちら
■Jackeryポータブル電源1000Proのスペックと価格
定格容量:1002Wh
定格出出力:1000W
満充電時間:AC充電1.8時間、ソーラー充電(Jackery SolarSaga 200を4枚使用時)最速1.8時間
重量:11.5kg
サイズ:幅340mm×奥行262mm×高さ255mm
出力ポート
・AC出力×3:100V~50Hz/60Hz(1ポート最大10A/1,000W、3ポート合計1,000W(瞬間最大2,000W))
・USB-A×2:Quick Charge 3.0、5~6V/3A、6~9V/2A、9~12V/1.5A、各ポート最大18W
・USB-C×2:5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/5A、各ポート最大100W
シガーソケット:12V/10A
入力ポート
・AC入力:100V~50Hz/60Hz、15A、最大1,500W
・DC入力:11~17.5V/8A、電流制限8A 17.5~60V/11A、2ポート電流制限22A、合計800W
価格(税込)
Jackeryポータブル電源1000 Pro単体モデル:149,800円
※以下はセット(Jackery Solar Generator 1000 Pro)としての価格
Jackeryポータブル電源1000 Pro+Jackery SolarSaga 80×1枚:178,600円
Jackeryポータブル電源1000 Pro+Jackery SolarSaga 200×4枚:505,800円
ライター:DRIMO編集部
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
- キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジンです(https://news.drimo.jp/)。実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるラ...