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収納力と居住性を両立させた長旅に便利なハイエースベースのキャンピングカー! トイファクトリー「BALEIA(バレイア)」
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
創業27年、ハイエースベースのバンコンをはじめ、バスコンやキャンピングトレーラーも製作・販売しているキャンピングカービルダー・トイファクトリー。
数あるビルダーの中でも大手であり「カリモク家具」や「ディズニー」「トヨタ系ディーラー」など、様々なコラボレーションも行っています。
そんなトイファクトリーが、日本中を巡る長距離の旅行を楽しみたい人や、週末にアウトドアの趣味を楽しみたい人に向けたモデルが「BALEIA(バレイア)」。
今年の3月、ジャパンキャンピングカーショー2022でお披露目されました。
収納力と居住性を両立させた長距離の旅行に適した1台です。
BALEIA(バレイア)
ビルダー トイファクトリー
ベース車両 トヨタ ハイエース スーパーロング
価格
【キャンパー特装車 2.7Lガソリン】
2WD : 6,070,000円(消費税込/諸費用別)
4WD : 6,400,000円(消費税込/諸費用別)
【キャンパー特装車 2.8Lディーゼル】
2WD : 6,570,000円(消費税込/諸費用別)
4WD : 6,900,000円(消費税込/諸費用別)
乗車人数 4名(+オプションで2名)
就寝人数 5名
全長 5,380mm
全幅 1,920mm
全高 2,285mm
BALEIAのコンセプト
「大きなラゲッジスペースと、高い居住性のリアルハイブリッド」
長距離の旅行を想定し、ハイエースベースのキャンピングカーとしてはかなり広めのベッドで体を休められ、ラゲッジスペースは敷居板を外せば自転車やサーフボードなど、大きな荷物も収納できるようにしています。
BALEIAの外装
ベース車はハイエーススーパーロング。
エクステンションウインドウ(ボディ右側)のほか、展示車にはオプションのルーフキャリア、ルーフの荷物を積み降ろすためのラダー(はしご)、サイドオーニングが付けられています。
バレイアはユーラシア大陸の最西端にあるポルトガルの街の名前であり、大陸を車中泊しながら走破するイメージでデザインされ、ハードな環境でも、ユーラシア大陸を本気で横断できるようなオーバーランダー的な外観。
フロントバンパーやルーフキャリア、ホイールも無骨なデザインでアウトドア感が演出されています。
バックドアを開けると、コンテナやバイク、自転車などの大きな荷物も楽々積めるスペースが出現。
アウトドア用シャワーも完備していて、給排水のタンク(それぞれ12L)はバックドアから出し入れ可能です。
BALEIAの内装
室内レイアウト
ボディサイドのスライドドアから見て、目の前がダイネット。
その奥にキッチン(ギャレー)。
トイファクトリーの人気車種「ランドティピー」や「ベルゲン」の配置を踏襲しています。
ベッドは最後部に縦置き上段ベッドと下段ベッド。
計4名が就寝できます。
これらの配置は、今までのユーザーから聞いた「既存のモデルの中から、これとこれの装備を組み合わせたらより便利になる」という声を反映したものだそうです。
ダイネット(リビングスペース)
セカンドシートは前後に向きを変えられます。
セカンドシートを後ろ向きにして、テーブルを取り付け、後部ベッドを3列目シート代わりにすることでダイネットになります。
ダイネット奥のギャレーには、19インチTV&マルチアクションステー(オプション)が設置されているので、食事をしたり、テレビを視たりしてゆったりとくつろげます。
テーブルは取り外して運転席後部に収納可能。
ギャレー(キッチン)
ギャレーには、ステンレスシンクや収納スペースがあり、シンクの横には-15℃まで温度設定できる上蓋式40L冷蔵庫を設置。
冷蔵庫のフタを閉めれば、カセットコンロを置くスペースとしても利用でき、空間を効率的に生かす工夫が感じられます。
シンク下には給・排水タンク(各12L)、ギャレー上部の棚には調味料などを入れられるスペースや家庭用の電子レンジが埋め込まれており、限られたスペースながら無駄のない配置になっています。
ベッドルーム
リアの上段ベッドは2,000mm×1,700mmと、大人が足を延ばしても十分な広さを持ち、縦向きで大人2名がゆったりと、2名が就寝可能。
LED照明があるため、横になりながら読書をしたりスマートフォンを触ったりしながら、リラックスできるでしょう。
また、セカンドシートとベンチマットを展開すると下段ベッドになります。
1,900mm×1,000mmと大人2人が足を延ばして眠ることができるスペースを確保しています。
電装系
車内には、リアベッドの左手に「オールインフォメーションボード」が設置されています。
オールインフォメーションボードでは、電装の制御とバッテリー充電量や残量などが一目で分かり、管理を容易にしてくれます。
空調系
バレイアは、快適な居住空間を演出するために、空調系も充実しています。
天井には換気扇が設置されており、寝苦しい夏でも換気ができるようになっています。
また、オプション設定で家庭用エアコン、FFヒーターも設置できるので、季節や場所を問わず、長距離旅が楽しめるでしょう。
まとめ
トイファクトリーのバンコン「BALEIA」について解説しました。
リアには広々とした常設ベッドとラゲッジスペースがあり、バンコンとしては抜群の広さと収納力を誇ります。
日本全国を巡って長旅を楽しみたいトラベラーも、サーフボードや自転車、バイクなどの大きな道具を持ち運びたい人も、余裕の広さのラゲッジスペースをもつBALEIAなら、積載量を気にせずに旅に出られるのではないでしょうか。
ライター:DRIMO編集部
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- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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