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家族を守るために、キャンピングカーに揃えておきたい防災グッズについて
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
ここ数年は、大きな台風や集中豪雨などの異常気象、それに伴う停電や断水などのニュースも多く見られます。
幸いにもわが家が住んでいる地域では、大きな被害を受けたことはありませんが、そうした災害はいつどこで起こってもおかしくありません。
わが家には、子供が二人います。いざというとき家族を守れるように、キャンピングカーを災害時に活用できるように、車内に普段から災害グッズを備えています。
そこで今回は、小さい子供がいる家族ならではの問題を踏まえ、キャンピングカーの災害時に備えたグッズを紹介したいと思います。
キャンピングカーの設備は、災害時にも使える
わが家のトラキャンには、災害時に活用できる機能が初めから搭載されています。
ですから、突然の停電、断水などがあった場合でもトラキャンの中に避難することにより、電気、水、ガスは困ることはありません。
電気について
電気に関しては、常に充電しておくようにしています。そして大容量モバイルバッテリーも、こまめにチェックしています。
もしも2~3日停電になったとしてもほとんど心配しないで大丈夫だと思っています。
それと、子供たちもキャンプに行き慣れているので、電気の大切さをわかってくれています。
水について
水に関しては、ギャレーに水道設備があります。使用できる量は限られていますが、手洗い、洗顔、歯磨きなどだけでしたら、家族4人で使用しても3~4日は持ちます。
電気と同じように水に関しても、わが家の子供たちは、トラキャンに泊まるとき、水のタンクの容量を確認しながら使うようにしているので、水を無駄遣いすることがありません。
子供は水道の蛇口をひねれば、いくらでも水が出てくるものだと思っていると思います。わが家の子供たちも、トラキャンの水道を使用する前まではそうでした。
しかし、親の私たちが、タンクに水を入れているところを見ているので、まだ幼稚園に通っている年齢ですが、ちゃんと使える水の量をわかっています。
日ごろから水の大切さを教えておくことは、大切なことだと思います。
ガスについて
トラキャンにはガスも搭載されています。ガスコンロで調理し、寒いときはFFヒーターを入れれば、居住空間は温かい状態を保てます。
大きくはないですが、ガスでも使える3way冷蔵庫も付いているので、突然の自然災害で避難しなければいけなくなった際も、自宅の冷蔵庫から必要なものを運んで保管する心積りでいます。
わが家が揃えている災害時用グッズ
食料
食料に関しては、車中泊用と災害時用をトラキャン内にいくつか常備しています。
わが家の場合は、一か月に何回か家族で車中泊をしているので、自宅の災害時用保存食のように長いこと保存しておくことはありません。3か月に1回くらいのペースで、保存食としているものを食べ切ることにしています。
ですから、自宅用の災害時保存食のように賞味期限を意識する必要がないのも、トラキャンを活用した災害準備のメリットだと思っています。
保存食を食べる機会が定期的にあるので、トラキャン内に常備している食べ物は、その時によって変化しています。
ガスを使うことができるので、湯煎して温めて食べられるもの、缶詰、インスタントラーメン、飲料水などを常備しています。
しかし、子供たちには好き嫌いがあります。そのため、災害時に食料に困ることがないように、子供たちが好きなスナック菓子なども常備しています。
お菓子類は、普段は単なるおやつですが、災害時のときは、すぐに食べることができる食料になりますし、保存期間も長く、いつも食べているものなので、安心することができるのではないかと思っています。
つまり、わが家では、お菓子類も大事な防災グッズとして考えています。
調理グッズ
食材さえあれば、食事に不自由することがないように、常にフライパン、鍋、メスティン、まな板、包丁、食器類、調味料は載せてあります。
タオルなどの清潔品
家族4人一日分のタオル、歯磨き、石鹸、ティッシュなど、生活に必要最低限のものを載せてあります。
布団、防寒グッズ
家族4人分のシュラフ、ひざ掛けなども一年を通して載せたままにしています。
トイレ問題
災害時、水が止まってしまうと、トイレも流せなくなってします。
そこで、水をあまり使わないカセットトイレやポータブルトイレ、また水を必要としない凝固剤で固めるような緊急トイレ(携帯トイレ)や簡易トイレは、ぜひ用意しておきたい防災アイテムです。
わが家のトラキャンにはトイレを設置するスペースがないため、パイプ椅子のように畳むことができる『椅子型の簡易トイレ』を使用しています。
携帯トイレは、大人の男性はそれほど抵抗なく使用できるかもしれませんが、子供はいつもと違うスタイルのトイレを嫌がりますし、思うようにできません。子供や女性はかなり抵抗があるようです。
キャンプの夜間や早朝に簡易トイレを使用していますが、椅子の形なので、子供は戸惑うことなく、すぐに使用できました。
凝固剤を入れることにより、匂いも気になりません。
車中泊、災害時のトイレ問題は、大人だけなのか、女性がいるのか、子供と一緒なのかで、どのようなトイレがいいのか変わってくると思います。
この椅子型の折りたためる簡易トイレは、小さい子供がいる家族に特におすすめです。
家族の為に、災害時の対策を!
いつどこで起こってもおかしくない自然災害。
災害に遭ったとき、自宅の庭に置いてあるキャンピングカー(トラキャン)は、私たち家族にとって、心強いアイテムだと考えています。
特に小さい子供にとっては、慣れているトラキャンの中に避難できること、普段から使い慣れている物に囲まれていることが、一番の安心材料なのではないでしょうか。
そして、私たち親にとっても、その安心感は同様です。
これからも、トラキャンのメンテンナンスをするのと同時に、いざというときのための災害対策を日常的にしていきたいと思います。
ライター: ぺこ
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- 執筆者プロフィール
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