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【体験談】育児期こそキャンピングカーをおすすめする理由あれこれ。

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


休日は、3人の子どものワンオペ育児を余儀なくされていた筆者。

子どもに充実した休みを過ごさせることができない自分に、落ち込んでいました。

そんなときに、アウトドア好きの夫に提案されたのが、キャンピングカーの購入。

実際に使ってみると小さな子どもがたくさんいる家庭こそ、キャンピングカーでのお出かけが向いているとわかりました。

本記事では育児期に9年間、子どもとあちこち出かけて実感したキャンピングカーのメリットについてお話したいと思います。

ワンオペ育児にこそキャンピングカーを購入した理由①準備や片付けが断然ラクになる!

北海道標津郡開陽台 筆者所有のキャンピングカー・ファンルーチェ ヨセミテスポーツ

仕事の関係で休みのサイクルが夫とまったく違っていて、休日は3人の子どものワンオペ育児を余儀なくされていた筆者は、子どもに充実した休みを過ごさせることができない自分にイライラしたり落ち込んだりすることがありました。

子どもは日々成長していきます。

限りある子どもと一緒に過ごせる時間を充実したものにするため、アウトドア好きの主人に提案されたのが、キャンピングカーの購入でした。

当時筆者は、キャンピングカーの所有は一部のセレブがすることだと思っていましたので、その提案に反対。

しかし、熱心に購入を提案してくる主人に根負けし、キャンピングカーの展示場に足を運ぶとそこには、筆者の知らない世界が広がっていました。

様々なタイプのキャンピングカーを見ていると魅力的な点にたくさん気づき、筆者の購買意欲は高まっていきました。

そして、キャンピングカーは高価ですが、使い方によっては最高のパートナーになってくれるコストパフォーマンスの高いアイテムだと気づき、購入へと踏み切ることにしたのです。

キャンピングカーを購入してから劇的に変わったことのひとつに準備と後片付けが楽になったことが挙げられます。

子どもとのお出かけにはオムツ用品に着替え、飲み物やお菓子に加え、夏なら熱中症対策、冬には防寒対策など大量の荷物が必要です。

それが、キャンプや旅行など泊まりでのお出かけになると荷物はさらに増えます。

子どもと一緒に休みを過ごすことのできないパパに思い出写真を残すためのカメラを用意したり、行先によってはベビーカーも必要になったりするなど、荷物は増える一方。

また、帰宅後にはそれらを片付ける手間を考えるとお出かけ自体がおっくうになることも想像していただけるのではないでしょうか。

しかしキャンピングカーで出かけるようになってからは、おむつや簡単な着替えのセットは備え付けの棚に常備して置くことができ、毎回用意する必要がなくなりました。

夏には、防止や防虫対策アイテム、冬にはジャンパーなどもキャンピングカーに置いておくことができます。

面倒だった準備と片付けの負担が一気に軽減されました。

ワンオペ育児にこそキャンピングカーをおすすめしたい理由②お出かけ先でも子どもと一緒に楽しめる!

乗用車でお出かけしていた時、現地についてからも荷物の積み降ろしやキャンプでの設営などワンオペママには大変なことが山積みでした。

テントやタープなどの大きく重い荷物を降ろし設営する労力はもちろん、食器類や寝具などの荷物を車から延々ととひとりで運ぶ作業が、筆者には苦行でした。

設営していても、荷物を運んでいても、子どもたちはじっと待っていません。

あっちにチョロチョロ、こっちへヨチヨチと初めての環境を楽しもうとする子どもたち。

楽しんでくれることにうれしさを感じつつも、危険もいっぱいの屋外では、気が休まる暇もありません。友人家族と一緒のお出かけでは、「ちょっと見ててもらえる?」と甘えることも多かったのですが、実際その間に怪我でもしたら・・・・・・と思う不安とも背中合わせでした。

キャンピングカーで出かけるようになってからは、テントの設営をやめ、車中泊をメインに考えるようになりました。

設営はタープのみ。

食器やラップなどのキッチンアイテムも常時キャンピングカーに載せて置き、必要になった際に、キャンプサイト横に停めたキャンピングカーに取りに行くだけ。

余計な荷物を降ろす必要がなくなり、到着後の作業は軽減されました。

苦行に感じていた作業がなくなると、到着後すぐに子どもと一緒に自然を楽しんだり、ビールを飲んで自分の時間を楽しんだりする余裕すらできました。

余裕があると、「また一緒に来たいな」「次はどこへ行こう」とお出かけが楽しみになってきます。

ワンオペ育児にこそキャンピングカーをおすすめしたい理由③キャンピングカーがつくる特別感が旅路を短くする。

ここまで準備や片付け、現地での過ごし方が変わり、ワンオペでのお出かけが楽しくなることをお話しさせて頂きました。

楽しいお出かけにはたくさん行きたいものですが、筆者の住む北海道は広大な土地が魅力。

しかし、その広大な土地で遊ぶには長距離の移動が余儀なくされます。

子どもの時間経過は大人よりずっと早く、時間の感覚にも疎いため、退屈してしまいます。

1時間程度の移動でも、「まだ?」「あとどれくらい?」「保育園より近い?」等々の質問を何回も繰り返されることに。

ワンオペでの移動は大人が運転者のみなので、その退屈を解消するお手伝いはできません。

結果、筆者は安易にTVや動画などのメディアを与えてしまい、旅路を楽しむということを教えることができませんでした。

しかし、キャンピングカーでお出かけするようになってから、キャンピングカーという非日常がテンションを上げ楽しい気分にさせてくれるので「まだ着かないの?」と聞かれる回数が減りました。

大人にとっては、揺れが大きくて乗り心地がいいとは言えないキャブコン(キャブコンバージョンの略)タイプのキャンピングカーの後部座席も、子どもにとっては特別な空間。

どこへ行くのかというワクワクとドキドキを楽しむことができるようになったのです。

子どもとのお出かけに最適なキャンピングカー選び。シートベルト選びにこだわった。

ここからは子育て期に最適なキャンピングカー選びについてお話します。

数あるキャンピングカーの中から自分に合った車種を選ぶ際、筆者が特に注目し、これからキャンピングカーの購入を検討している小さな子どもがいる方にも参考にしてほしいポイントは、「後部座席のシートベルト」。

キャンピングカーも乗用車同様に運転席と助手席には3点式シートベルトが標準装備されています。

しかし、後部座席を見てみるとどうでしょう。

後部座席3点式シートベルト

筆者の購入当時の9年前は後部座席に3点式シートベルトが装備されている車両は稀でした。

子どもと一緒に車でお出かけする場合、チャイルドシートへの搭乗が義務付けられています。

このチャイルドシートの取り付けには、肩と腰をしっかりと固定できる3点式シートベルトが必要なケースがほとんどです。

筆者のキャンピングカーの後部座席部分はトラックのカーゴスペースを架装しているため、乗用車に比べ、サイドエアバッグや一般的にショック吸収型のフレームの構造になっていないなど、安全性にやや不安があります。

さらに、カーディーラー勤務の経験がある筆者は、社内でチャイルドシートコーディネーターとしてのセミナーを受講した身でもあり、しっかりとチャイルドシートを装着できない場合の危険性を熟知していたので、3点式ではないシートベルトでのチャイルドシートの装着には不安がありました。

後部右側にチャイルドシートを取り付け ISO-FIX(アイソフィックス)固定型がおすすめ

そこでキャンピングカー購入の際に譲れなかったのが「後部座席の3点式シートベルト」ただでさえ、後部座席部分はソファーやベッドなど子どもが自由に動きたくなるスペースがたくさんあります。

小さな子どもの乗車は後部座席に大人がいても危険なのに、ワンオペでのお出かけは大人1人。

走行中の子どもの安全を守ってくれるのは、チャイルドシートしかありません。

しっかりと取り付けておきたいですよね。

後部座席に3点式シートベルトが装備されている数少ないキャブコンの中で、筆者が選んだのは「ファンルーチェ ヨセミテスポーツ」でした。「ヨセミテスポーツ」は筆者の希望を叶える3点式シートベルトが後部ベンチ座席全席に装備されていて、チャイルドシートをどの席にも装着できます。

まとめ

子どもが生まれると「この子とどんな風に遊ぼうか」「どんな風景の記憶をこの子の幼少期に残せるだろうか」と楽しみな期待が膨らみます。

しかし様々な事情で家族そろって休日を過ごすことが難しい家庭もあるでしょう。

筆者のように夫婦の休みが別々の家庭でワンオペ育児を余儀なくされた親が1人で子どもを連れて歩くことは想像以上の労力とストレスがかかります。

子どもと一緒に楽しい思い出を作ろうと思って出かけたはずなのに、準備と後片付けの作業でイライラして、肝心な子どもの笑顔を見落とした。

疲れて楽しめなかった。

なんてことになっては本末転倒です。

そんなときにキャンピングカーはおすすめです。

そのベースを支えているのは安心して乗れる安全性。

だからこそ、安全面にこだわったキャンピングカー選びをおすすめします。

ライター:しき

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