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【精進湖】富士五湖ドライブ見どころ・撮影スポット案内|イチオシは子抱き富士
#なぜ精進湖は絶景なのか?
精進湖とは?
- 精進湖の読み方は「しょうじこ」。“しょうじん”ではない。
- 名の由来は、富士山信仰の信者がここで沐浴して精進していたからとの説があるが定かではない。
- 2013年6月に世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」のひとつとなった。
- ざっくり言うと富士山の西側にあり、本栖湖と西湖の間にある。所在地は山梨県南都留郡富士河口湖町精進。
- 富士五湖の中では最も湖面面積が小さい。(0.5平方km)最大水深は15.2mで富士五湖では河口湖と同位の3番目。水源は本栖湖と同じで湖面標高も同じ900m。水位は本栖湖と連動する。
- 水源は本栖湖と同じだが、本栖湖のような透明度はない。栄養湖と呼ばれるプランクトンが多い湖で湖面は緑色である。このため釣りには適しており、ワカサギ、ヘラブナ釣りを楽しむアクティビティ施設がある。
見どころ・撮影スポット・グルメ
前述したとおり、富士五湖の中で湖面面積が最も小さいため見どころ、撮影スポットは少ない。「子抱き富士」が唯一の見どころ、撮影スポットと言って過言ではない。
精進湖畔を通るルートに飲食店は数軒しかなく、月並みな食堂的なものしかない。ほうとうや吉田のうどんなどの郷土料理を楽しむなら河口湖周辺へ。
なぜ精進湖の子抱き富士が絶景なのか?
精進湖畔北側から望む富士山は、その手前に富士山をミニチュア化したような形の大室山がある。富士山の標高は3,776m、大室山の標高は1,468mで約3分の1の高さで、親子のように見えることから「子抱き富士」と呼ばれる名勝地となった。さらに、精進湖から見える富士山麓は青木ヶ原樹海が広がるのみで人工建造物がない絶景となっている。プロ・アマを問わず多くの写真家、撮影好きが多く集まる場所である。
アクセス
中央道河口湖インターから約18km、所要時間20〜30分。少し遠回りになるが西湖の西側を通るうルートは景観が良い。マップの駐車場の位置は、子抱き富士が望める無料駐車場。
パノラマ台へのハイキングコース
子抱き富士ビューポイントの無料駐車場のすぐ近くには「パノラマ台」へと続く遊歩道があります。
険しめな遊歩道です。
精進湖が一望できます。
しかし、なかなかパノラマ台は現れません。道は獣道になり荒れた道が行く手を阻みます。あえなく引き返すことにしました。
パノラマ入り口へ戻ると、ハイキングコース案内図を見落としていたことに気づきました。この項1枚目の画像右側にきちんと写っています。案内図によると、片道1時間半ほどの所要時間がかかります。
精進湖ハイキングコースは、軽装では難しく場合によっては危険です。安易に遊歩道へ行かないようにご注意ください。
取材の足は「アルファロメオ・ステルヴィオ」
精進湖へは、イタリアの自動車メーカー「アルファロメオ」初となるSUV「ステルヴィオ」でドライブ取材。試乗レポートは下記の記事からご覧ください。
撮影・文:MOBY編集部 宇野 智
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- 執筆者プロフィール
- 宇野 智
- モーター・エヴァンジェリスト/ライター/フォトグラファー/ビデオグラファー/エディター エヴァンジェリストとは「伝道者」のこと。クルマ好きでない人にもクルマ楽しさを伝えたい、がコンセプト。元MOBY編...