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【箱根スカイライン】たった5kmでもお値段以上の絶景|ドライブレポート
今回のドライブ・レポートは「箱根スカイライン」。2019年11月に撮影した記事を再編集してお届けします。
新型コロナウィルス拡大感染による緊急事態宣言が解除され、6月20日からは県境を超えての移動自粛も解除、経済の本格的な再始動へと日本全体が動き出します。今まで悲鳴をあげていた観光業界へ少しでもお役に立てたらと思い、初夏におすすめのドライブコースを改めてお伝えしようと思った次第でございます。
ドライブのお供は「プジョー 508SW」
フランスの国民車メーカー、プジョーの最上級ステーションワゴン、508 SWがお供でございます。エンジンは最高出力180psを発生する直列4気筒1.6Lガソリンターボ。これがなかなか坂の多い箱根エリアのドライブには最適でございます。詳しくはこちらの試乗レポートをお読みいただくとして、本題へ。まずは、箱根スカイラインの基本情報から簡単にご説明いたします。
箱根スカイラインとは?
箱根スカイラインは、箱根山外輪山の尾根に沿って通る観光有料道路。始点は静岡県御殿場市の長尾峠IC、終点は同県裾野市の湖尻峠IC。長尾峠ICから南側は芦ノ湖スカイラインに接続しています。開通は1972年、管理は静岡県道路公団。ETCは使用できず通行料金の支払いは現金または回数券のみ。回数券の購入も現金のみとなっています。全線対面通行2車線、125cc以下の自動二輪車と軽車両の通行は禁止されています。
通行料金は、普通車・軽自動車が360円。二輪車は260円。
走行時の注意
濃霧が発生しやすい場所。山の天候は急変するので、あっという間に視界不良となる恐れがあります。酷いときは5m先も見えなくなることがあるそう。また、全線とてもよく整備された道路で走りやすいですが、カーブが多くスピードの出し過ぎに注意。また、景色も良いので脇見運転に注意。ドライバーが注意していても対向車線の車がカーブでセンターラインをはみ出して走行してくる恐れもあり。脇見運転をする対向車、スピード出し過ぎの対向車にも十分注意してください。
見どころフォトレポート
東名高速御殿場ICから近い方の長尾峠ICから、芦ノ湖スカイライン方向に向かった走行ルートでご案内します。
箱根スカイラインの終点、芦ノ湖スカイラインに接続する湖尻峠ICから、長尾峠ICへ向かって走行すると富士山が正面に見えます。この方向で走行した車載カメラの映像はこちら↓
箱根スカイラインを出てそのまま御殿場市街方面、東名高速御殿場IC方面へ進みます。
以上、箱根スカイラインのドライブレポートをお届けしました。写真では伝えられない雄大な景色はぜひ、あなたの目でご確認を。たった5kmの短い箱根スカイラインですが、通行料金のお値段以上の体験ができます。
車両協力:グループPSAジャパン(プジョー 508SW)
- 執筆者プロフィール
- 宇野 智
- モーター・エヴァンジェリスト/ライター/フォトグラファー/ビデオグラファー/エディター エヴァンジェリストとは「伝道者」のこと。クルマ好きでない人にもクルマ楽しさを伝えたい、がコンセプト。元MOBY編...