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ル・マン6連覇へ向けてTOYOTA GAZOO Racingが特設サイトを公開!記念すべき100周年大会は6月10日から
目次
トヨタがル・マン24時間レース特設サイトとイベント情報を公開
2023年5月25日、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は6月10日(土曜日)から11日(日曜日)にフランスのサルトサーキットで開催される「WEC世界耐久選手権第4戦 ル・マン24時間レース 100周年大会」に向けて、TGR公式サイト内にル・マン特設サイトを開設しました。
特設サイトでは今季のレースに挑むマシンやドライバーの紹介はもちろん、ル・マン24時間レースの歴史やトヨタの関わり、レーシングハイブリッドシステムの進化に加え、モータースポーツジャーナリストによるスペシャルコラムなど、などさまざまなスペシャルコンテンツが用意されています。
それとともに、トヨタはレース期間中に行われる各イベントの詳細も発表しました。レース期間中は現地だけでなく、日本で楽しめるイベントや企画なども用意されるようです。
現地で歴代優勝車両のパレードおよび展示
今年のル・マン24時間レースは開催100周年を迎える記念すべき節目の年であり、これまで、ル・マン24時間レースで優勝した車両が集結します。
トヨタは国内外で保管している歴代の優勝車両を一同に集め、2021年にル・マン博物館に寄贈した2020年優勝車と合わせて全5台が6月1日から7月2日までル・マン博物館に展示する予定であることを明かしました。
また、2018年と2022年の優勝車両は6月10日に開催されるセンテナリーパレードに出走。ドライバーは、史上最年少となるル・マン24時間優勝ドライバーで2012から2014年までトヨタに在籍したアレックス・ブルツ氏と、現TOYOTA GAZOO Racing Europe 副会長である中嶋一貴氏が務めるとのことです。
サルトサーキットをトヨタの水素エンジン車がデモ走行
レーススタート前の6月10日 12:20からは、ROOKIE Racingが2022年までスーパー耐久シリーズで戦ったトヨタの水素エンジン車両「ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept」のデモンストレーション走行が実施される予定になっています。
JNTO・マツダと共同で日本のカーボンニュートラル社会への取り組みを紹介
レース期間中トヨタは、サルトサーキット内のセンテナリー・ビレッジおよびAOCファンゾーンにて、トヨタとル・マンの歴史を振り返るブースを出展予定です。
また、1991年に日本の自動車メーカーとして初めてル・マン24時間レース総合優勝を飾ったマツダ、日本政府観光局(JNTO)とともに、訪日インバウンド観光促進と将来のカーボンニュートラル社会実現に向けた技術開発の取り組みをテーマとした「Japan Endless Discovery」も展示予定。
「Japan Endless Discovery」では、モータースポーツにおける数々の挑戦で鍛え上げられてきた技術を披露するコンセプトカーも展示されるとのことです。
国内ではパブリックビューイングイベント開催! 特設サイトではオンボード映像配信も
レースの模様はJ SPORTSオンデマンドで放送配信され、特番や生中継ではTGRのドライバーやチームのメンバーも出演し、現地からの生インタビューや最新情報が届けられる予定になっています。
また静岡県と神奈川県の2箇所では、ル・マンで戦うTOYOTA GAZOO Racingを応援できるパブリックビューイングイベントが開催される予定であることも明かされています。
6月10日~11日は静岡県裾野市生涯学習センターで、6月11日は神奈川県トレッサ横浜 南棟1Fセンターガーデン内で、それぞれ大型スクリーンを用いたパブリックビューイングが開催予定であり、詳細は決まり次第特設サイトにて通知するとのことです。
また特設サイトでは、6月8日に行われるハイパーポール(最終予選)の模様と、6月10日の決勝の模様が、7号車および8号車の車載カメラを通して生配信されるとも報じられています。
TOYOTA GAZOO Racing ル・マン24時間特設サイト
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- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...