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9/26発売予定!トヨタ新型ハリアーの変更点や価格をおさらい
グレード・装備の統廃合と価格上昇
グレードの基本構成は変わらないものの、これまで売れ行きがよくなかった「G レザーパッケージ」が廃止になり、レザーパッケージは最上級のZグレードにのみ設定されます。
また、これまで「Z」グレードにのみ標準装備だったETC2.0と、一部上位グレードにだけ設定されていたナノイーXが全グレード標準装備となり、ナビ・マルチメディアモニターのサイズも全グレードで拡大されます。
それに伴って価格も上昇し、200万円台だったハリアーの最低価格は改良によって300万円台に引き上がります。
ハリアーの価格はいくらに上がる?
ZグレードにPHEVモデルが追加
今回の改良でもっとも大きなトピックとなるのは、PHEV(プラグインハイブリッド)モデルの追加でしょう。ただし車名はRAV4 PHVのように「ハリアー PHV」とはならず、最上級グレード「Z 」として追加されるかたちになるようです。
搭載されるのは、システム最高出力の数値が225kW(306PS)であることから、RAV4 PHVと共通の2.5L直列4気筒エンジン+前後モーターと思われます。PHEVモデルの価格は620万円からとなり、外部給電装置や後席シートヒーターなどPHEVならではの装備も追加されます。
改良型ハリアーの納車は2年後?
2022年9月26日に発表が予定され、すでに8月下旬から各ディーラーで見積りが開始されている改良型ハリアーではあるものの、グレードによっては納期は最長2年後になるとの情報があります。
また、ディーラーごとのに受注できる販売台数が少なく、すでに受注を停止している販売店があることも取材によって明らかになっています。
ただし、完全に終了したという情報は入っていないため、店舗によっては予約できる可能性が残されています。しかし、予約できたとしても長い納車待ちは避けられないでしょう。
- 執筆者プロフィール
- 伊藤友春
- 1981年生まれ。自動車専門Webライターとして執筆活動中。自動車の構造に明るく、ほとんどの整備や修理をDIYでこなす。輸入車・コンパクトカー・変わったデザインやコンセプトの車が好きで、現在の愛車はその最た...