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WRCでトヨタがドライバーズタイトルを初獲得!初代セリカGT-FOUR【推し車】
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初のWRCドライバーズチャンピオンシップを獲得
参戦当初こそ、「最初から4WDターボ化を前提としていない設計」による信頼性や耐久性の欠如に苦しんだST165型・初代セリカGT-FOURですが、参戦実績からフィードバックされた改良が進むにつれ、その成果を上げていきます。
1999年にはWRC第10戦ラリー・オーストラリアで初優勝を上げると、WRC第10戦サンレモラリーでカルロス・サインツのセリカGT-FOURがトヨタ初のWRCドライバーズチャンピオンシップを獲得しました。
国内で4WDターボというと、三菱 ギャランVR-4や、海外には未参戦の日産 ブルーバードSSS-Rが活躍している頃ですが、世界のトップテゴリーでトヨタがタイトルを取った影響は大きいものです。
その後、老舗のランチアやフォードに加え、日本車のスバル レガシィや三菱 ランサーエボリューションも加わりますが、トヨタも1989年にモデルチェンジしたセリカGT-FOUR(5代目ベースST185)を1992年に投入、「WRC日本車黄金時代」を築くのでした。
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- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...