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ロイヤルラウンジ再来?アルファード「4人乗り超VIP仕様」100台限定で登場!
アルファードに4人乗りの限定車が設定
トヨタのフラッグシップミニバン「アルファード」に、全国限定100台のコンプリートカーが設定されることが明らかになりました。
その名も「Spacious Lounge(スペーシャスラウンジ)」で、なんと乗車定員は運転席&助手席と後部2席の4人のみ。通常モデルが7人または8人乗りということを踏まえると、いかに1人あたりのスペースが多く取られているかが分かります。
今回、このスペーシャスラウンジの詳細情報をディーラーへの取材によって入手したのでお伝えしていきます。
ロイヤルラウンジの再来?
アルファードの4人乗りコンプリートカーといえば、2015年や2017年にモデリスタによって販売されていた「Royal Lounge(ロイヤルラウンジ)」を彷彿とさせます。
スペーシャスラウンジの仕様をイメージする上で、まずは近いコンセプトだと思われるロイヤルラウンジについて簡単に触れていきます。
ロイヤルラウンジは今回お伝えしたスペーシャスラウンジと同様に4人乗りかつ、豪華装備満載のコンプリートカー。和テイストを随所に散りばめているのが特徴です。
4人乗りの内装はほぼ画像のとおりになると考えていいでしょう。
前席と後部座席の間はパーテーションによって完全に仕切られていて、前後の座席同士の会話はできないようになっています。これは外部に漏らしてはいけない会話を運転手に聞かれないように、というプライバシーの配慮。このパーテーションに大画面の液晶テレビが備え付けられているモデルもあります。
このことからもロイヤルラウンジは家族向けではなく、運転手を付けることを前提とした公用車や社用車向けのモデルだったことが分かります。
ただし、スペーシャスラウンジの装備一覧にはテレビの項目がないことから、パーテーションやテレビを備えているかどうかは現時点だと不明です。
スペーシャスラウンジの特徴
前置きが長くなりましたがいよいよ本題です。スペーシャスラウンジは現行アルファードのエアロボディの最高級グレード「Executive Lounge S(ハイブリッド)」をベースとしています。そのため、外観はエアロ系のオラオラ顔になることが予想されます。
ベース車にはない専用装備を多数備えており、極上の室内空間を実現しているとのこと。
ロイヤルラウンジではモデリスタが制作を担っていましたが、スペーシャスラウンジはどこが制作するのか不明。しかし、今回もモデリスタが担当する可能性が高いと予想されます。
※6/29追記:その後の調査によってトヨタ車体が制作する可能性が高いということが明らかになりました。
内外装色のバリエーションは少なめ
ボディカラーは2色のみで、ホワイトパールクリスタルシャイン(070)とブラック(202)が用意されます。
内装色はブラックのみで、シート素材にはエグゼクティブラウンジと同じプレミアムナッパ本革シートを採用。
豪華装備を多数採用
座席テーブルや3列目シート、シートスライド機能はありません。また、後部座席の構造が大きく異なるため、専用のフロアマットが用意されます。
主な装備は以下のとおりです。
- 追加USBポート×2(AかCかは不明)
- ツインムーンルーフ
- 後部シートに集中コントロールタッチパネル
- スマートフォンホルダー
- 読書灯(ルーフに設置)
- 後部シートにバニティミラー(化粧鏡)
- HDMIポート
- 冷蔵庫
- フロア左右に多目的トレイ(座席のテーブルではない)
- 専用フロアマット
価格は1,500万円超え?
スペーシャスラウンジの価格は不明ですが、2017年に発売したロイヤルラウンジの最低価格が1,500万円超えだったことから、それ相当になることが予想されます。
ベースのエグゼクティブラウンジSの価格が742.1万円ということを踏まえるとおよそ2倍以上。
仮に1,500万円以上だとすれば、購入できる方はかなり限られそうです。
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発表&受注は7月下旬に
アルファード スペーシャスラウンジは2022年7月下旬に発表し、受注も同時期から開始するとのことです。
トヨタ版「レクサス LM」ともいえる今回の限定コンプリートカー。購入できる余裕がある方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...