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【史上最高価格14億】ロールスロイス新型スウェプテイル(Sweptail)爆誕!その全貌とは?
目次
14億超え!史上最高価格のロールスロイス「スウェプテイル」が登場!
スウェプテイルの動画
イギリスの高級自動車メーカー・ロールスロイスは、とあるロールスロイス愛好家の要望を受けて制作したワンオフモデル「スウェプテイル(Sweptail)」を公開しました。
毎年イタリアで開催されている世界最古の自動車コンクール「コンソルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」でお披露目となったスウェプテイルは、新車としては史上最高額の約14億円(1,300万ドル)という価格が付けられています。
本記事では、史上最高額の新型車であるロールスロイス・スウェプテイルに関する最新情報についてお伝えしていきます。
ロールスロイス スウェプテイルのデザイン
スウェプテイルのプラットフォームには、ロールスロイスのフラッグシップモデル「ファントム・クーペ」と同じものが使用されており、フロントグリルのデザインもロールスロイスの伝統に則したものになっています。
その一方で、ヘッドライトやバンパーは専用デザインとなっており、逆三角形のガラスルーフやヨットをモチーフとしたテールデザインが、スウェプテイルに強烈な個性を与えているのです。
スウェプテイルのオーナーは、1920年代から1930年代にコーチビルド(オーダーメイド)されたロールスロイス車の美しさに触発され、この大きなガラスルーフ付き2人乗りクーペの制作を依頼したといいます。
そのため、車体の随所にはロールスロイスがこれまで制作してきた名車のデザインがモチーフとして盛り込まれているのです。
また、スウェプテイルのオーナーはヨット愛好家でもあるので、スウェプテイルをデザインするに当たっては、古典的なヨットや現代的なヨットのデザインも採り入れられています。
ロールスロイス スウェプテイルの内装
スウェプテイルの内装には、高級レザーのほか、磨き上げられた縞黒檀や目はじき塗装のパルダオといった高級木材がふんだんに使用されており、そのすべてが高いレベルで調和しています。
センターコンソールには、電動でシャンパンと2本のクリスタルグラスが展開される仕掛けを備え、車内後部にはシートの替わりとして、照明付きのウッドデッキが装備されます。
また、ダッシュボードを彩る計器類もこだわりぬいて制作されており、金属部分はすべてチタン製で、非常に精密な加工が施されています。
精密な時を刻む時計もロールス・ロイス専用設計で、文字盤には縞黒檀の単板を使用するなど、時計だけで車が買えてしまうレベルだと言えるでしょう。
さらに、コーチドア(観音開きのドア)の開口部側面には、スウェプテイルのためだけに設計されたアタッシェケースを格納できるスペースが隠されています。
もちろん、これらの装備もオーナーの要望に応えてオーダーメイドされた専用装備であり、すべてが手作業で仕上げられているのです。
ロールスロイス スウェプテイルのパワートレイン
スウェプテイルのパワートレインには、6.75LのV型12気筒エンジンが搭載されます。
このエンジンは、スウェプテイルのベースとなったファントム・クーペに搭載されているものと同じであり、最高出力は460PS、最大トルクは73.4kgf・mを発揮します。
スウェプテイルのパワートレインスペック ※データはファントムのものです。
エンジン種類 | V型12気筒DOHC |
---|---|
排気量 | 6.7L |
最高出力 | 338[460]/5,350 |
最大トルク | 720[73.4]/3,500 |
トランスミッション | 8速AT |
駆動方式 | FR |
使用燃料 | ハイオク |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
ロールスロイス スウェプテイルの価格
公表されたわけではありませんが、スウェプテイルの価格は約14億円以上とされています。
この価格は、ベースとなったファントム・クーペの価格の約25倍に相当します。
おそらく、個人が所有する史上最も高価な新車であると言えるでしょう。
参考:ロールスロイス ファントムの新車価格
ロールスロイス ファントム | |
---|---|
ファントム SWB | 5,167万 |
ファントム EWB | 5,995万 |
ファントム クーペ | 5,604万 |
ファントム ドロップヘッド・クーペ | 5,927万 |
[単位]円(消費税込み) |
ロールスロイス スウェプテイルは超高級車!
ロールスロイス スウェプテイルの最新情報についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
スウェプテイルは、普通の人では一生かかっても購入できないような超高級車です。
また、たとえお金があったとしても、スウェプテイルは完全なオーダーメイドカーですので、同じものを入手することは難しいでしょう。
世界には、趣味の車にいくらでもお金をつぎ込む人がいますが、スウェプテイルのオーナーは、まさにその極致にいる人だと言えますね。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...