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EV充電サポート「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3」の料金等が改定へ

9月1日から日産ZESP3の利用料金やサービス体系が変更

日産は2023年5月17日、電気自動車(EV)オーナー向けの充電サポートプログラムである「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)」の利用料金などのサービス体系を同年9月1日から改定することを発表しました。

ZESP3とは、株式会社e-Mobility Power(イーモビリティパワー)が運営する日産販売店舗および高速道路SAやコンビニ等に設置された急速充電器・普通充電器を利用するための充電サポートプログラムです。

日産によると充電器の設置数は、2023年3月末現在の時点で、約7,900基の急速充電器を含めて全国で約20,000基に達しているとのことです。また日産はこの発表と同時に、各販売店舗で急速充電を行う際の電力を100%再生可能エネルギー化するとも報じています。

「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)」の新充電料金

これまでとプランの種類は変わらないものの、2023年9月1日からが電気料金高騰の影響に伴い充電料金が改定されます。また従来のプランの急速充電は回数で管理されていたものが充電の分数へと変更され、プラン名称も変更されることが決定しているようです。

新料金は、自宅充電を主とする使い方のユーザーに向けた「シンプルプラン」を除き、月額基本料金や、プランに含まれる実質的な充電分数に変更はありません。

ただし、プラン以上に充電する場合の料金が今回の改定で大きく値上がりしています。しかし、既存ユーザーの要望に応えるかたちで、従来の10分単位から1分単位の料金体系へと変更し、利便性を向上させていると日産は説明しています。

プランに含まれる急速充電の未使用分は翌月まで繰越できる点は継続され、普通充電は繰越不可です。

シンプルプランは、すべての充電が従量課金制である点はそのままとし、基本料金が月額550円から1,100円へと値上げされ、急速充電料金は10分あたり550円だったものが1分あたり99円へ、普通充電は1分あたり1.65円から3.3円へと変更されます。

新ZESP3は日産EVオーナー専用サービスに変更

この度の改定での変更点は料金だけでなく、ZESP3は2023年9月1日から日産EVオーナー専用のサービスに変わります。ただし、日産車以外のオーナーで現在ZESP3に加入しているユーザーは継続利用が可能です。

また、これまで長期契約割引が適応されていた「3年定期契約」への新規申込受付は2023年5月31日をもって終了するとも報じられています。

それに伴い、2023年5月31日までにプレミアムプランに付帯する3年定期契約をお申込済みのユーザーに対しては、次回の定期契約満期まで月額基本料金割引が適用。また3年定期契約の解約時に発生する違約金(13,200円)は、2023年6月1日から8月31日の間、免責とするとも説明されています。

日産レンタカー利用に際してにZESP3の基本料金が最大50%割引となる「日産レンタカー割引サービス」は今後も継続されるとのこと。また、株式会社日産フィナンシャルサービスが発行する日産カード利用者が対象となる、電欠時のレスキューコールや費用補償を行う「エマージェンシーサポート」も継続すると日産は発表しています。

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